( 323759 ) 2025/09/12 05:47:34 0 00 =+=+=+=+=
これは要らぬ演出だったね。
史実通りに描いた方がむしろ怖さが増したと思います。
このシミュレーションを見守っていた上役も、他の人も戦争したら負けるというシミュレーション結果を打倒と思っていた。
が、世の中の雰囲気と一部の強硬な武闘派によりゆるりと戦争に日本が向かっていった、みたいなのってすごい怖いシナリオだと思うんですけどね。
▲1114 ▼36
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NHKは公平に事実を報道する義務と責任がある。NHKスペシャルと冠が付いている以上、余計な脚色は視聴者が事実を曲解するリスクがあると認識すべきだ。無かったことをまるで有ったかのように描く(真逆に描く)のは、時間を経てから最悪の結果を招く。従軍慰安婦にしろ、731部隊や南京大虐殺もだ。 証拠があるものは事実を。証拠が無いものは証拠が無いとして丁寧に扱ってもらいたい。
▲795 ▼54
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ドキュメンタリー部分にテロップは流れていましたが、総力戦研究所について予備知識からある人ならともかく、初めて見聞する人にとっては頭を混乱させるだけの演出だったと思います。まさに百害あって一利なしです。 史実どおりの演出にした方が、陸軍の高級軍人が皆コチコチの精神論者では無かったことや、せっかくそうした人材がいたにもかかわらず主流になり得なかったことを視聴者が理解しやすかったと思います。 おそらく戦争を知らない子供たちの子供たちや孫たちが番組制作をするから、外国人が日本の時代劇を制作したときのような浅はかな理解に基づくステレオタイプ化が起きたり、奇天烈な演出に走ったのではないかと思います。 最近のNHKは、受信料の徴収に執念を燃やしているようですが、こうした本来業務の部分にもっと熱を入れてほしいものです。
▲698 ▼26
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総力戦研究所という組織が実際にあり、その責任者として飯村中将という方が実際におられた。 その総力戦研究所にまつわる話をいくらフィクションだといって描いても、見る方はなんだそんなけしからん責任者がいたのか、と思ってしまう。 実際の責任者とまったく逆の描き方をするのは、その人に対する冒涜になるに決まっているだろう。 物語を面白くするために、一部は史実を一部は出鱈目をなんていう演出は絶対に許されないと思う。 飯村中将のご遺族が怒られるのは無理も無いことだと考える。
▲668 ▼15
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この原作を随分前に読んだことがあるけど、なぜ悪役でもない方をそう仕立てなければならないのか分かりませんね。 米国との戦争に反対していたのは、陸海軍にも、政治家や官僚にもいた。 若い人をヒーローにしたいというが、日本を戦争に引きずりこんだのは、若手の参謀らの暗躍や、憂国気取りの若手将校達の影響も大きい。 ヒトラーやムッソリーニなど象徴的人物がおらず、絶対的な悪役がいなかったのが日本。 戦争反対を考えていたのに、組織の論理に押し潰されてしまった。それは今の日本に通じることであり、著者も指摘したかったことではないか。 それをフィクションとはいえ換骨奪胎してしまうと、この原作の価値は半減する。 NHKのスタッフや脚本家は、あの戦争に何を学んだのだろうか。
▲337 ▼2
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フィクションとして考えても、所長は史実通りの人物像の方が見応えのある深い作品になったと思う。 日中戦争、太平洋戦争に関する様々な事実が明らかになり、検証も進む今の時代に逆行するステレオタイプの人物設定。 制作側のセンスのなさが惜しまれます。
▲299 ▼4
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原作のルポルタージュも以前読みましたけど、すごく情報量が多い本だったので、ドラマとして分かりやすくするためだったのかもしれないとは思いました。
ただ、分かりやすく勧善懲悪的にしたことで現実社会の複雑さが切り捨てられてしまい、「事実」を見ないことにしてしまった当時の為政者の失敗が、形を変えてなぞられてる気もしました。
▲193 ▼5
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戦後50年を境に制作された同局の『太平洋戦争 日本の敗因』というNHKスペシャルのシリーズは、大変有義であり、なぜ負けたのかという理由を聖域や忖度無しで描いており、非常に好感が持てる良い番組でした。
これについては書籍化もされており、あの戦争を俯瞰する一助になる本かと思われます。
その中に、この日米戦研究のことも含まれており、やはり海上護衛を軽視し、希望的観測で輸送船の損害を低く見積もっていたことが明らかにされています。
あの当時では揺らぐことのなかったリアリズムが、それから30年が経過して、若者に興味を抱かせる為に、それを報じる側が歪め始めてしまっている事に危機感を得ています。
同局も政治と同様、改革が必要な時期なのではないでしょうか。
▲53 ▼1
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世代間ギャップを強調したかったのか、と思った。模擬内閣は比較的若い世代からなる。だが、ドラマの当初は、上の世代が受け入れやすそうな方向性で考えていた模擬内閣のメンバーが少なくなかった。模擬内閣の首相となった宇治田洋一が苦悩しながら、その流れを変えていき、戦争には勝てないという結論に至った。そのような流れに不満だったのは、総力戦研究所長である板倉大道陸軍中将。だが、比較的若い世代である所長の部下である瀬古明・陸軍中佐は、最終的には模擬内閣の結論を声を大にして支持した。比較的しがらみのない若い世代ならば、データを論理的に分析し、国家にとって不利な結論であっても、それを正視できるというメッセージを、若い世代の視聴者に送りたかったのかと感じた。後から考えれば、古い世代である所長を陰の功労者的に扱っても良かったかもしれない。「古い世代対若い世代」と単純化しないと受けないと思い込み過ぎたのかな。
▲147 ▼9
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「シミュレーション」は、「NHKスペシャル ドラマ×ドキュメンタリー」として放送されました。 NHKスペシャル枠なので、ドラマでも視聴者が事実だと認識する可能性が高く、普通のドラマよりも事実に基づくことが必要だったと感じます。 若者をヒーローにしたかったとしても、所長を「戦争を回避したい人」から「戦争したい人」への改変は、おかしいです。 それに、ステレオタイプな卑劣な軍人より戦争を回避したい軍人と優秀な若者達の方が絶対ドラマとして魅力的だったと思います。 妨害する役が必要なら、架空の登場人物を作れば良かったのに。 大体、所長が自分の意に沿うように圧力をかけて妨害したはずなのに、シミュレーションの結果は敗戦だと、東條英機らの前で発表するので、所長のあの圧力は何だったの?となります。
映画化は、取りやめるのではなく、ぜひ事実に基づいた人物像とエピソードで作り直して欲しいです。
▲50 ▼4
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豊富な予算、経験豊かなスタッフを生かした、丁寧なドラマづくりというのは過去のことかもしれない。労働条件改善がかえって悪影響をもたらし、視聴者へのコンプライアンス遵守が優先される現状、こういうコミュニケーション不足を招いたのではないか。原作の関係者と制作側の不協和音を聞かされ、演じた俳優たちも内心おだやかではないはずだ。
▲0 ▼0
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良くできたドラマだった。陸軍は中国戦線をそのまま継続したかったので、中国戦線から軍を引けというアメリカに弓引く以外なかった。だからいくら若手官僚がシュミュレーションしてアメリカには勝てないと示しても聞くはずはなかったはず。飯村さんの憤怒は分からんでもないが、軍は日本に多大な破壊をもたらした。歴史上、200万人も国民の命を亡くしておいて、人民や国民に処刑されなかった政府のトップや軍の高官はない。軍幹部の子孫が自分の先祖を誇りたい気持ちは汲むけれども、先祖の描かれ方が違うと主張するのは直ちに納得できるものではない。
▲3 ▼10
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最近のNHKは史実、時代考証を平気で曲解して番組を制作する印象が強いです。大河、特にどうする家康はその最たるものです。娯楽番組としての大河ドラマはともかく、NHKスペシャルは歴史を分かり易くドラマ化する点ではやはり史実を曲解すべきではないと思います。前編、後編共に視聴しましたが、悪役に仕立て上げなくとも十分に重厚な歴史ドラマになったと思います。ついでに言えば、総力戦研究所の研究員の人達は戦中、戦後、どんな人生を歩んだのか気になりました。
▲11 ▼0
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私は見応えのあるドラマとして観ました。 史実に忠実に描かれていると思っていましたが、そうでもなかったのですね。
私が一番問題にすべきは、あの当時も現在ですらも事実を事実として確認し公にしない点であるといいたい。政府を初め国も外務省も防衛省も警察検察など、自治体すらも隠ぺい体質が酷すぎる! なので、戦前戦中は今なお続いているのだと捉え、再び国が亡ぶ事を前提に政策を練る必要がありますね。
▲3 ▼8
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昨今の視聴者は低レベル化が進んでいて、いわゆる行間を読ませるような演出が理解できない。 映画もドラマも登場人物がいまの状況や心境を一から十までセリフで説明しないと視聴者が理解してくれないという話も聞きます。 きっとこのドラマもそういう事情で分かりやすく若者をヒーローにして、分かりやすくオッサンを悪役にしようとしたのでしょう。 放送局として広く評価されたいNHKの事情も分かりますが、公共放送で公然と事実を改変されるのは遺族にとっては許し難いでしょう。
▲57 ▼3
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明治時代に起きた事件を元にした「八甲田山」は、実際に遭難した軍隊と同じく雪の八甲田山中でロケを敢行した名作だが、原作となった小説も含め、そのストーリーは史実を元にしたフィクションとなっており、そのため登場人物の名前はすべて元の名前をアレンジしたものになっていた。 200人もの部隊の大半が遭難死したため、雪の中で何が起き、何が原因で大量の犠牲者が出ることになったのかは現在でもわかっていないことが多い。 小説や映画としてまとめるからにはわからない部分をフィクションで埋めて成立させる必要があるが、それだと犠牲者の尊厳に触れる可能性もあるため架空の名前にしてるわけだけど、そう考えたらなぜNHKはモデルになった人物の人間性をそこまで曲げるのなら架空の名前にしなかったのやら。 名前を変えることも別にルール化されてるわけではなく、そうするケースが多いというだけではあるけど。
▲48 ▼11
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<実録ドラマ>を謳っていたのであれば、ある程度は史実を基に作られていると考える層もいる。
実際、私はこのような史実があったことを知らなかったので、このドラマのどの部分が史実で、どの部分がフィクションなのか判断がつかなかった。
ただキャストは名は変えても史実に実在した人物を扱っているのだろうとは思っていたし、実際にドキュメントでは人物像は異なると言われていたので、ドラマの像はフィクションか、と後から記憶を修正したり。
真逆の設定にするのなら、もう少し丁寧にしても良かったと思う。 少なくとも遺族の方が納得されるくらいにはね。
余談だが、子どもの頃にみた「翔ぶが如く」の西郷隆盛。 幼い私にとってはあれが西郷どんであり、その印象は30年経った今もなお残っている。
▲118 ▼6
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NHKは視聴率関係無いのではなかったか?これでは公共放送とは言えない。当然、製作陣の降格などの処分が必要だろう。そして映画化は永久に中止するのが当然だと思う。これだからNHK放送はスクランブル化して、見たい人だけが見る様に放送法を改正すべきだと思う。
▲18 ▼3
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このドラマ、東条英機も時代と空気に抗えなかった、日本の自立のためには開戦しかなかったという事実ベース(そういう空気を作り出したのは東条自身)の描写をされていたのに、なぜあえて所長だけ事実から捻じ曲げたキャラクターにしたのかが謎 事実に即した方が悲壮感があっていいと思うんだけどな
▲215 ▼5
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視聴率も知らないし、どれだけの方がどう思ったのかはわからない。 虎と翼の中でも少し触れられていたが、誰がどのように振る舞っていたかはともかく、政府は分かっていた負け戦に突入し、多くの民間人や徴用兵を死なせたのは事実。 それがわかっただけでも良かったのではないか。超右寄りの政党や主義者が多く台頭している今への警鐘にはなったと思う。
▲7 ▼23
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このドラマを見る前に、猪瀬氏がインタビューに応じた雑誌を見ました。その通りのドラマだろうと思い、楽しみに視聴すると‥。國村隼演ずる所長の設定に、吐き気がしました。しかも、近衛総理の設定にも‥。戦後80年の節目のドラマだったのだろうが、すごくがっかりしました。委員会のメンバーが激昂した後に、赤紙がきて召集された設定にも、‥。フィクションではなく、史実に即したドラマにしてほしかった。そうすることで、より戦争を回避するための取り組みが、あの時代の日本にもあったんだということが鮮明になったのに‥。残念というより、腹立たしさが増しました。
▲24 ▼1
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「舟を編む」の監督さんだったかと思います。NHKスペシャルは見ていないのでなんとも言えませんが、本来悪役と善玉が争うようなドラマを作る作家さんではなかったと思います。エンタメ要素をどこかから求められたのでしょうか?独裁者が国民を煽って戦争に突入したという構図が我が国では成立しませので、無理に分かりやすくしようとすれば、誰かを実際より悪く描かなくてはいけなくなると思います。負けると分かっていたのにそういう流れができて抵抗できなかったとか言いますが、明治以来一部の「若い優秀な」方々が狭い社会で「日本のため」を考えたあげくの果ての惨劇だったんじゃないかと推測します。若くて優秀で日本のための思う小っちゃな独裁者たちが無力化したのはつい最近のことのように思えます。
▲0 ▼0
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若い人に観てもらうために、故人とはいえ悪役にしたててよいはずがありません。フィクションだから、名前に加工したからOKというなら、もう昭和である必要すらないでしょう。類推ができるレベルでの加工なぞ、意味がありません。飯村氏ご遺族様の誇りを傷付けたNHKは謝罪するとともに、原作に則した修正版の作成を至急、進めるべきでしょう。
▲38 ▼2
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NHKの役割としてはニュースと国会中継などだけで良いのではないか? 国民から巨額の受信料を集めているが、もうやめにしたら。 ラジオやテレビの黎明期、メディアを育てるために公的なお金を必要としたかも知れないが、今はもう、発達の段階はとうに過ぎた。 国民から自動的に吸い上げた潤沢な資金でドラマやバラエティ擬きを作ることは民放などへの圧迫になっていると思う。そもそも不公平。 またジャニーズ問題では、性犯罪の場所を提供していた。受信料200円ぐらいにして、ニュースと国会中継、選挙関係だけ、細々とやったらいい。
▲20 ▼4
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番組内でしっかりと説明されていたので、誤解した人は少ないのでは? 少なくとも私は、ドラマと史実の所長が正反対の人物だということは普通に理解できましたし、史実の飯村所長のような尊敬できる人物を知ることができて良かったと思います。
とは言え、ご遺族の気持ちを考えると同じ「所長」にしたのはまずかったかも。 悪役を置くなら、違う立場のキャラクターとして出した方が面倒を避けられたでしょうね。
▲6 ▼16
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ドキュドラマは欧米でもたくさんあり、わざわざドラマとして制作する以上、一定の創作はあって当たり前です。問題は、物語の仕立て方、方向性と、史実を基にしてるが創作を含んでいることを示すテロップを入れる配慮を行っているかでしょう。創作の方向性もさることながら、わざわざ遺族が要求しないとテロップを入れなかったという対応がまず不可解です。英米のこの手のドラマでテロップが入ってないなんて記憶にない。
NHKもテロップ自体は初めから入れる予定だったが、その表現に変更があったということならまだ分かるんだが、それでもフィクションが入ってるという表現が当初のテロップ文面になかったのだとしたらあまりにも不可解。
▲22 ▼2
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単純に脚本家の勉強不足と局側の思惑がマッチングしただけのように思う。原作以外にどれだけの一次資料をあたったのか。 遺族感情に対する配慮も社会人としてあり得ないほどになされていない。 こういう事が起こるからNHKに受信料を払いたくない、と思う人がそこそこ居ると思う。残念だ。
▲14 ▼2
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軍部の開戦強硬論は少し違ったとされている。1941年の御前会議主要メンバー、近衛首相、東条陸軍大臣、及川海軍大臣たちですら対米開戦は避けるべきという共通認識だった。米国要求の中国撤退も、日中戦争は泥沼化しており撤退は理にかなっていた。ただ資金と人命を失ってきた中国からの撤退は弱腰との国内批判は必須。中国侵略旗振りの陸軍からは口が裂けても言えない。東条は近衛首相に「開戦は避けたい。海軍から中国撤退を進言するよう促してくれ」と依頼までしていた。当然海軍が受け入れるわけもなく。誰が中国撤退を進言するのか、メンツの問題で結論を先送りにし続けた結果、11月26日最終通告のハルノートを突き付けられ、もはや交渉不可能と開き直り12月1日御前会議で開戦を決定。上層部が自らの利益とメンツを優先させ意思決定を先送りし続けたことが悲劇の始まり。日本の政治構造は当時から何も変わっていない。
▲21 ▼3
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日本のドラマって、登場人物の善悪が区別された像ばかりで、ストーリーに厚みがないというか薄っぺらいものが非常に多い。これはそういうものを見たがる日本人のメンタリティでもあるんだろうけど、NHKとしても、限られた時間の中で、そのようにデフォルメされた人物像でしかコントラスト表現ができないという、彼らの限界点なんだろうと思う。
▲11 ▼5
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ドラマの冒頭では「フィクションです」と断りのテロップは入っていたが、ドラマの舞台となった「総力戦研究所」自体が史実に基づいたモノだから、見る方の中には、当然、登場人物は実在したという錯覚に陥る可能性はあるだろうなぁ。 そして厄介なのは、ドラマが近代史を扱っているから、実在の人物のご遺族をはじめ関係者もいらっしゃることで、計らずとも、それがこの研究所の所長を務められた飯村中将のご遺族の怒りとなったのだろう。 ドラマ自体はリアリティがあってフィクションと言え良かったと思うが、制作側としては配慮が足りなかったかも知れない。
▲131 ▼10
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ご遺族が、おじいさんの雄姿が見られると期待していたら、全く違うキャラで立腹したという気持ちも理解できるんだが、でもドラマだからなあ。 そんなことを言い始めると東条の態度は史実と違う、近衛の発言もおかしい、ときりがない。 実際の陸軍省と参謀本部、海軍省と軍令部の動きや思惑はもっと複雑だけれど、それを忠実に再現すると2時間程度のドラマに登場人物が10人以上増えてしまい、視聴者には訳がわからないドラマになってしまう。 わかりやすく登場人物を減らすために、飯村中将ではないキャラを作ったのだと理解しています。 でも、ドラマとして見ても面白くなかったなあ(個人の感想)。
▲11 ▼48
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NHKも要らぬ脚色したとは思う。 しかし飯村中将は、関東軍参謀長を務め、それ以外は参謀本部が長い陸軍のエリート中のエリート。日中戦争の泥沼化や太平洋戦争に責任がないとは言わせない。 個人の心情としてご遺族が言うような思いはあったかもしれないが、身を賭して戦争を止めたという記録はない。参謀本部の中将だ、結果責任が求められるはず。
▲18 ▼16
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若い世代に見てもらいたいというのは恐らく史実を知らない世代に見てもらいたいという事なのだろうが、ならば尚更史実どうりに描かなければならないのでは? 何も知らない人に「こんなことがあったんだよ」と嘘を教える意図はなんなのでしょう。 国家機密レベルの先進技術を「血税を使っているんだから公開しろ」と執拗に迫ったり、トランプ大統領の発言の都合の悪い部分を削除したり、NHKまでもが隣国寄り。 公共放送とは営利を目的とせず政府や国家の統制から自立した放送事業体であるはず。 とてもじゃないが今のNHKは日本国民の為の公共放送局とは言い難い。
▲9 ▼4
=+=+=+=+=
あの日本必敗が政府に受け入れられなかったのは、そんな分かりやすい悪役の上司がいたからでは無いでしょう?
ドラマという作りなので想像や膨らませる部分、フィクションのエピソードやキャラクター登場はあってもいいと想いますが、 Nスペという日本のドキュメンタリーや調査報道、科学や社会文化の評価分析に関する最高峰とも言える番組枠で事実をねじ曲げ因果関係を誤って伝えるような「演出」は、してはいけないと思います。
▲6 ▼0
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史実も、それに基づいた同名の原作もあるのに、それを思いっきり歪めた上でNHKスペシャル枠で、しかも8月16・17日にこれを放送したのだから、非は100%NHKにある。
放送内容は史実とは全く異なるフィクションでした。枠組みも放送日もどこまでも誤解を与える放送でした。ごめんなさいと謝るしかないでしょ、事態を収拾させるためには。 もちろん、映画化なんかもってのほか。
ただ、こういう手法を採ってまで、海を越えた西側のあの国やその国に炎上ネタを献上したいのかね、NHKは。
少なくともこの番組に関与した人物は、以後第二次大戦に関わる番組制作に携わってはいけないと思う。責任者は懲戒処分とすべきだ。
▲5 ▼4
=+=+=+=+=
総力戦研究所の「敗戦」の結果にもかかわらず、開戦に踏み切り、破滅的な敗戦によって日本国を全く違う国にしてしまったというのが史実。 同研究所の所長の内心はともかく、だれかが「研究結果」を反故にしなければ、開戦はなかったはずだが、所長が開戦に徹底して抵抗していたら地位を奪われ、別の者が就任したはず。したがって、所長であった以上、開戦に賛同した1人だった可能性の方が高い。 遺族の思い込みと「史実」は異なる自覚が必要だろう。
▲7 ▼13
=+=+=+=+=
映画やドラマ等の短時間で物語を作る際 主人公の障害となる現象や意見を一纏めにして 解りやすい敵を作るのはフィクションとしては 一般的だけど ドキュメンタリーを匂わせてそれやっちゃダメだわな
軍だけじゃ無くて財界や戦没者遺族 報道関係や一般大衆まで 開戦激押しだった当時の雰囲気を しっかり伝えればよかったのにね
大衆を悲劇の被害者に仕立てるのは 良くない
▲117 ▼2
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先月のオンエアをしっかり観ましたが、國村隼扮する飯村氏のモデルは、実際の通り先頭に立って、時の軍部とその傀儡的政権に「必ず負けて国が滅ぶ」というシュミレーションを提示するので何の問題もなくドラマとして成り立つんですが。脚本と監督が、猪瀬氏の原作にも反してドラマを作ったことは言語道断ですし、なぜ、そこを捏ねくり回してわざわざ悪役に仕立てたかったのかも本当に謎。
腐っても、戦争ものでも民放なんかの追随を許さない膨大な資料と制作力をもつはずのNHKだけに、弊害が大きすぎると思います。監督&脚本コンビだけではないかもですが、こんな信用できないやつらとかミソ付けちゃって、映画化など無理だと思います。
▲19 ▼1
=+=+=+=+=
当時の日本は米英経済圏に大きく依存していた。 米英と戦争するという事は、経済的にもメリットはなく 彼我の国力差も大きい事はわかっていたからな 日本が戦争を望んでなかったのは明らかだ。 戦争を望んでいたのは米国側だ 米国には日本と戦争したい理由は幾らもあるが、日本にはたいしてないのだ 米国に主導権を握られたのが間違いだった
▲26 ▼13
=+=+=+=+=
これはよろしくないですね。 ただでさえ、おもしろい話しや不安を煽る話しには食いつきやすい昨今の風潮において、テロップで〝フィクション〟と流しても、そのまま信じてしまう人も多いのではないかと思います。 陰謀論とか信じやすい世の中なんですからね。
歴史は変わります。 昔の歴史観は、新たな事実が発見され歴史は塗り変わりますが、意図的に歴史を塗り替えることとは異なります。
これは絶対にしてはいけないことですね。 どうしても流したいならば、ドキュメンタリーではなくドラマにすべきでしたね。
▲14 ▼1
=+=+=+=+=
普通に面白かったです。 この役の方が、あくまでもドラマの中のフィクションであることは、番組を見てたら説明がありましたよね。 自分は、それを見て、普通にそうなんだと理解はしました。 だから、本当の中将の人柄や役回りがそうじゃないと思ってますよ。
▲8 ▼12
=+=+=+=+=
一次資料が相当に残っている近代史?現代史?をフィクション化するのには相当の配慮が必要なはず。 ましてやNHKスペシャルという凡そフィクションとは対極にある番組で軽~い ドラマを制作しそれを検証なく放映するなんて普通はあり得ないと考える。 時代の寵児的な脚本家石井某が近代史、現代史にどんな知見を有しているかはわからないが、娯楽大河と同等ならいざ知れず、歴史認識という重きテーマを 軽く考える制作陣は批判の誹りを免れないであろう。 受信料で成り立っている放送局は真摯に反省すべき
▲2 ▼0
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この番組の視聴率どんなもんだったかな? 大して高くなかったと思うんだけど随分騒がしいね。 視聴した者としては、実際の上司はチームを守ろうとした事が説明されていたし、それはしっかり伝わっていた。 遺族の抗議には賛同しかねます。
▲13 ▼89
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NHKのこの手のドキュメンタリーがいつもドラマ仕立てなのは問題だと思っているが、このドラマについては史実を素材にしたフィクションな訳で、飯村氏本人の名前を使っている訳ではない。本物の飯村氏との違いについて遺族がどこまで請求できるかは微妙だろう。BPOが判断するのかどうかは分からないが、脚色の範囲だと思う。
▲9 ▼63
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ノンフィクションと銘打つが、あくまでドラマ。 それが実像と異なるっても、互いに裏付ける忠実なる資料がなく、作成者の裁量に広く任せられるから、異見は通りにくいでしょ。
私は何かにつけてNHKはケシカランなんて論には組しないけど、あの演出は拙いと感じ15分で止めました。
▲5 ▼2
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原作者である猪瀬直樹氏の見解がひとつも登場していないのが不思議である。うがった見方をすると、猪瀬氏は原作の改変にはNHK側にはOKを出していたのではないか。だから猪瀬氏は沈黙し、NHK側は猪瀬氏をかばっているのではないか。
▲4 ▼4
=+=+=+=+=
歴史を題材にした小説やドラマ等ではどうしても演出を考え事実と異なる場合が多い。 それを非難しだしたら歴史小説やアニメやドラマ等は成り立たない。最後に注意書きかテロップで「内容には事実と異なる部分を含みます」「一部の登場人物は史実と異なります」と出しておけばよいと思う。 ドラマをできるだけ事実に忠実に再現した分だけ本当と思い込んでしまうのか。時代劇なら忍者や水戸黄門も大活躍だが事実と異なるという非難はない。 「ベルサイユのばら」だって登場人物像もそれまでの常識とは随分変わって設定している。そもそも「オスカル」という男装の麗人はいない。それにいちいちケチを付ける人はいない。 時代考証はリアリティを高めるために必要だが、内容が全くの真実と思うほうが問題だ。ドラマを見るにもリテラシーが必要な世の中になったのだろうか。そんなことで騙される人が多いとなれば注意書きがどんどん厚くなりそうだ。
▲0 ▼12
=+=+=+=+=
ドキュメントは見る側が見たものについてどういう目線や視点で何をどう考えるか・感じるかを委ねればいいだけ。 そこにヘタな「演出」は要らない。 例えそれがキレイなものでなかったとしても、迫力に欠けたとしても。 偏向的なというか誇張または歪曲した演出するくらいなら、ごっそりカットする・扱わないようにする方がマシ。
▲9 ▼0
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原作の猪瀬直樹の話が全く出て来ないんだけど、登場人物のキャラクターを史実とも原作とも変えたら当然原作者の猪瀬直樹からなんらかのアクションがあって然るべきだと思うんですが。
▲10 ▼2
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アメリカと真面に戦争して勝てる?等と持っていた軍人は皆無だろう。 日露戦争でも日本は、ほぼ破産状態に追い込まれており日本海海戦で 勝利して、ロシア王朝がロシア革命で揺さぶられなければ、 シベリヤ鉄道によって大量に送り込まれる軍団によって 壊滅させられていただろう。
この(誤った理解による)成功体験が、アメリカとも互角に?戦える 等という幻想を抱かせて満州や中国本土への侵攻、真珠湾攻撃という 後戻り出来ない泥沼に自ら踏み込んでいく端緒となった。
現場の軍団?程、消耗戦の恐ろしさは身に染みて分かっていたが、 本国大本営?の参謀連(エリート達?)は精神主義等という幻想で 大国(大金持ち)とも戦えるという愚挙に及んでしまった。
最終責任は政府、軍上層部が負うものだが、自ら実行した訳でも無い 過去の成功体験を根拠に無謀な喧嘩を推進した参謀連が、どれ程の 責任を取ったのかは追及されるべきである。
▲6 ▼1
=+=+=+=+=
NHKは演出として原作にない事を追加することがあり、それが細かな点であっても違和感に繋がることがあります。また、こうやって映像化すると、視聴者は事実であるかのような印象を持ちます。坂の上の雲での森本レオさんの台詞も酷かったですし、本作での恫喝による結論誘導は、著しく解釈を歪曲してしまいます。
▲3 ▼0
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世間との感覚のズレが、今のテレビ業界は彼らの自覚以上に大きいってことが分かってないんだろうね。当事者のいない大河でさえ史実とあまりに解離すれば批判の的になるのに、創作物である原作モノでも脚色という名の改変は一人の尊い命を奪ったというのに。ましてや当事者もいて、事実を知る人達もいる近代をドラマ化するなら事実に寄り添うのが当然だと思う。 “オレたちの描きたいもののためには史実・事実なんてねじ曲げていいんだ”って考え方は、物凄く傲慢で、人というものをバカにしている。 この『主張のために事実をねじ曲げる』というのは、まさに今のテレビがオールドメディアになってしまった根幹だというのにね、何も学んでいない。
▲6 ▼1
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一番描かなければいけないのは 開戦前 新聞社が「戦うべき正義の鉄槌を下すべき」って煽ってたんだよ。戦後掌返ししたという事実を知らない人が戦後生まれのほとんどじゃないか。いつの時代もメディア ジャーナリストが世論をミスリードしてきた事を覆い隠そうとして検証反省がないのは同じ。政治家軍人だけに責任を押し付けるのはメディアとして無責任極まりない。戦争反対派を腰抜け日本人の風上にも置けないと罵倒してたのだから。 mRNAワクチンも賛成派の医者やジャーナリストばっかりで懐疑派 反対派は一切出さず。ニューメディアのおかげで思いとどまった方もいたのがせめてもの救い。左右白黒すべての情報を並列に扱い判断は情報を得た人に委ねるのが正道だろう。未だにそれをやらないなら戦前と何も変わってないという事。向いた方向が左になっただけの話。
▲3 ▼0
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「若手をヒーローに」 戦時中に沢山の若手達を戦士だ英雄だと讃えて戦場に送り込んだ上役達。それをドラマで現したのでしょうか。しかし、若手達を煽り戦場に送り込んだのは当時のメディアも同じ。そのメディアが若手をヒーローにするために誰かを悪役にする、当時と同じ事をやってるメディアが史実を伝えるドラマでやってる事が残念です。
▲10 ▼2
=+=+=+=+=
NHKスペシャルや映像の世紀などの特番は好きでしたが、いつ頃からか偏向報道的になってきたことを感じます。NHKが世論をもっていきたい方向へ上手に導くものです。残念だし恐ろしいことです。つまり、戦前戦中の報道機関が国民を誘導したのと同じ構造と感じています。
▲0 ▼0
=+=+=+=+=
フィクションと断っても、わざわざ史実では理解有る鷹揚な人物だった少なくとも所長の陸軍中将を、露骨なステレオタイプな理解の無い日和見と恫喝有りきな典型的軍人像にする必要性は無かった。
其の手の軍人達は外野に幾らでも居て、基本的には研究所には真摯に日本の今後将来を憂いる人達が殆どだった。軍人とて例外では無く陸軍のインテリ層は特にだった。
今回のドラマの件は脚本監督の、或いは局全体の意向なら、実に浅はか愚かな改変脚色でしか無く、恐らく研究所内も戦争に突き進む空気や圧が有る中でメンバーが悪戦苦闘の末に検証結論を出すと、ドラマチックな展開を狙ったのかも知れないが陳腐さが増しただけだと思う。
当時は怖い事に政治家や軍人よりも、市井の一般の民衆や視野狭窄の政治思想や甘い展望を持つ人達…「普通の人々」こそが寧ろ戦争を望み、日清日露戦争の幻想に囚われて居て危く、軍だけを悪役にするのはナンセンス過ぎ。
▲4 ▼0
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勧善懲悪のわかりやすいドラマにしたいのなら、通俗的には東条英機を悪役に仕立てるのが定番。その東条を史実に沿い、主戦派から開戦回避に転じた善人に変えたために、悪役が必要になり、もともと開戦に反対していた所長を主戦派の悪役にしてしまった。あまりに安直で、遺族が怒るのも当然。当時53歳の飯村中将役に、69歳の國村隼を配したのが、「世代間ギャップ」を強調する為だったのなら、あまりに視聴者を馬鹿にしている。
▲9 ▼1
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総力戦研究所の若手エリートが出した結論が日本敗戦で戦争は避けるべき、所長の認識も同じ。 ならどうして開戦になったのでしょうか。 それを覆す権力者が他にいたからですか? 国民の世論が開戦しろという空気だったからですか? 空気のせいですか? 国民を恐れたからですか? 平民にも女性にも選挙権がなく、貧富の差も大きい時代に、最高権力層にいる人物が、世論を恐れたからで通りますか? 国を動かす地位にいる人物が、開戦の責任を負わずには済まされないと思います。 ご遺族の気持ちはお察ししますが、描かれた人物像が真実と違うというのなら、開戦の結論に至った理由を自分は知りたいです。 ドラマでの所長の描かれ方は、それを象徴したものではないかと思いました。 研究所一致して反対なら開戦にはならない流れのはずで、それではドラマにならないし、開戦に至った流れまで描くなら壮大すぎるドラマになってしまいますし。
▲1 ▼0
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まあ、正直なところ意味の分からない演出ではありました。
東條英機の苦悩や、メディアの暴走、世論の沸騰などを取り上げた上で、陸軍もどうにか悪者にしたいという意図だったのでしょうか?
番組後半のドキュメンタリー部分では史実をまっとうに取り上げていただけに、余計に異様さが際立ちました。
陸軍も当然暴走してましたし、総力戦研究所の自由闊達な研究によってもそれは止められなかったという恐ろしさを、半減させていたようにさえ思います。
誰の責任かわかりませんが、謎の思想性で史実を歪めようとする試みこそ、教訓に学ばないメディアの暴走そのものだったと思います。
▲49 ▼2
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ドキュメンタリーパートでは自由な議論を奨励と言っていたし、「フィクション」だと表記されていた。 尺の限られたドラマなんだから、わかりやすいキャラ付けも必要でしょう。 こんなことを言い出したら織田信長など悪役にされたり変態にされたり、なんなら女の子にされたりもしてます。子孫は毎日怒ってなきゃいけない。
もっと言えば、本当に「自由な議論を奨励」する人物であったのかも真実として分からないし、そもそも日本を滅亡寸前に追い込んだ帝国軍人の将官になど、最初から名誉など無い。 多少の性格や性分の違いなどは人間だから当然あったとしても、全員未来永劫世界中から憎まれるべき「悪役」ですよ。
▲13 ▼125
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遺族の仰られていることはよく分かるが、番組のドキュメンタリー部分で実際は自由な発言や考えを容認する人であったと説明がされていたので個人的にはあのドラマ部分を鵜呑みにする事は無いと思ったが、他の方はどうだったのだろう。ドキュメンタリーに興味が無く、ドラマだけ観た人は勘違いして記憶してしまう可能性は確かにあるが、おそらくあれを観る人はドキュメンタリー部分だけ観ないとは考えにくいので、ああ実際にはドラマとは違う人だったんだな、と思ったのではないだろうか。
▲43 ▼133
=+=+=+=+=
司馬遼太郎が「事実は100年経たないと小説にできない」と語っていました 理由は、人物を知っている親族が存命だから
太平洋戦争は、ノンフィクションなら良さそうですが、実在の人物をエンタメ的に脚色するのは、まだ早いのかもしれませんね
▲4 ▼1
=+=+=+=+=
「昭和16年夏の敗戦」読んでないからわからない、そのうちに読もうと思うけど。 でも、面白おかしく仕立てようとしたのが失敗でしょうね。というか研究が足りないか、或いは他の悪役をたてる度胸がなかったか。 陸軍も海軍も…代表だけ出すと、山本五十六も東条英機も戦ったら負けるのはわかってた筈。近衛はわからんが…と昭和天皇に正直なところを伝えてたかはわからんが。 そこで山本五十六を悪役にして反感買いたくないし、東条英機を悪役にしたら今さら感なので、現場を安易に悪役にしたんじゃないの?という気がします。
▲6 ▼1
=+=+=+=+=
従軍慰安婦の時もそうだったが、戦前の日本軍を扱う時、NHKはこうした意図した改謬が多すぎる。多分まだ左寄りの人が多くて、都合の良いように解釈して正義の味方を気取っているんだろうね。こんな組織にお金を払う価値があるのか疑問です。
▲8 ▼2
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戦後八十年関連の番組はどれも不愉快だった。 共産主義の思想強制されたかのような人物ばかり登場させて、戦前戦中を日本のために闘った人たちを侮辱する番組ばかりだった。 戦争を生き抜いた兵隊たちは自分達に誇りを持っていた。自己否定を正義というのなら、自分はそんな卑屈な人間にはなりたくない。 自分は人として最期を迎えたい。
▲4 ▼2
=+=+=+=+=
『若い人に見てもらいたい』
若い人を馬鹿にした言葉ですね
真実に添った内容の方が 迫力ある演出ができたのに残念です
NHKスペシャルなどとNHKを前面に出して この体たらく
当時の日本人もまともな人たちが沢山いて 総力を上げて日本の将来を慮って研究したのでしょう
その研究成果は尊いものであったし それを知った上で戦争に突き進んだのは 実はマスメディアに踊らされた大衆の力だったことを浮き彫りにした方が良い
研究成果よりもポピュリズムで戦争に突き進んだことを我々日本人は知った方がよほどためになる
大した考えもないNHKスペシャルの制作スタッフの浅知恵がこのような結果を生んだ
NHKの失策を国会で追及してほしいものだ
▲2 ▼0
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これは有名な話で確か民放でもやりましたね。因みに東條英機の扱い方も間違っています。東條は大命降下後日米和平に奔走。陸軍の暴発を防ぐためにも敗戦必死の結果が必要でした。御前会議でも外相、企画院長、海相の意見を述べさせました。ところが陸海統帥部が「石油がないのでやるなら今」と言って開戦(機動部隊出撃は極秘のまま、マレー攻略部隊は周知、米軍は仏印増強と誤認)。
▲0 ▼1
=+=+=+=+=
見たけど、そこまで悪役でしたか? 最終的にはシミュレーション結果をそのまま上奏することを黙認してくれた訳だし、ドラマでよくある「全然理解がないと思いきや、最後には認めてくれる上司」的なキャラだと感じました。
▲2 ▼8
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そんなに事実を歪めているとは思わない。 総力戦研究所長の飯村中将は、1941年8月27、28日に行われた首相官邸での研究発表の席で、戦争の本質及び総力戦に関する原則の理解不十分、思索考察の粗慢、対米英開戦の延期を目的とした外交の不可、開戦の決断に欠けたことは遺憾、と批判し、多くの研究所メンバーを憤激させた。 いくら自由に討議させたにしても、最後の席でメンバーの努力の結晶を否定した点で、真っ向否定した東條英機と何ら変わらない。 そして、太平洋戦争の推移が、研究所メンバーの予測とほぼ変わらずに推移したことから見ても、飯村中将は、ご遺族の方が言うほど優れた人物とは言えない、と思う。
▲2 ▼5
=+=+=+=+=
善悪二元論で物事を判断するのは楽だし、知的努力が少なくてすむ。
しかも悪役と判断した側に対しては、悪役という事で、罪悪感なく否定的攻撃的な言辞を費やせる。
左翼・リベラルが非常によく使う。 右翼も使う。 安易な正義感気取りのメディアもしばしば使う。
それを受け取る側の我々も、判断で苦しまず、楽に攻撃性を他者に投影して自分の中で罪悪感を感じずに消化できるから、それを受け取る。
NHKも視聴率、ひいては売上至上主義だろうから、あこぎな手を使うのだろう。
▲5 ▼0
=+=+=+=+=
わかりやすく悪役を作れば売れるという安易な発想だな。 東条が独裁者ということもないし、海軍善玉でもなく、それぞれの「正義」と自己保身と、大局を見ないパワーバランスの上で誰もがヤバいと思いつつ、「これは決定事項だ」で開戦になだれ込んでいった、いかにも日本的な結末。 で、このパターンは令和でも各企業や役所で引き継がれる伝統芸能なんだよ。
▲11 ▼1
=+=+=+=+=
飯村さんが主役になってもおかしくないのにね。若手が安易に作ったのでしょう。歴史無知の反戦ドラマほど始末におえない物はない。歴史オタクには激怒するレベルの事件。 役所広司を飯村さん役にしてもう一度作り直してほしい。
▲3 ▼2
=+=+=+=+=
こう言う問題も国会でNHKの予算審議で徹底的に精査した方が良いですね 特に国政調査権を最大限利用して 19時から国会生中継を課して 証人喚問を行うと面白い
▲5 ▼2
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どうせ悪役として出すなら、実在した 「アメリカを嘗め腐ってた参謀連中」 を出せば良かったのに……。 典型的なのが、武藤章。 アメリカ留学経験があったけど、時期が悪かった。 大恐慌真っ最中の1933年で、アメリカ人のモチベーションがドン底を抜けてた頃で、これを見た武藤さんは 「アメリカ人は軟弱だ」 と認識してしまった。 開戦前当時、陸軍参謀本部で「現地のアメリカ」を知る者は少なく、自然と武藤さんが「アメリカ通」と認識され、そのアメリカ評がそのまま陸軍のアメリカ評になってた。
▲10 ▼1
=+=+=+=+=
負ける戦争をなぜ止められなかったか 誰も責任を取らない、仕方ななかった ではドラマにならない、確かに当該の 遺族は面白くないだろうが、あまりにも犠牲になった人達が多すぎると言わざるをおえない 最たるは、女性、子供、老人をそのままにして、さっさと退却した日本の軍隊だ、ふざけた話しだ検証総括すべき、更に言えば憲法に さっさと逃げる軍隊と明記すれば良い
▲1 ▼7
=+=+=+=+=
開戦前に、開戦後のシュミレーションは事実だが、 番組内容は、フィクション。 中華による、日英同盟引き剥がしから、はじまり 日本vs大陸への侵略戦争のシナリオになった時、 果して、どんな解決策が日本には、あったのだろう。
▲0 ▼1
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>「欧米の恐ろしさを知っていた祖父は、対米戦に突き進む空気に“ばかなことを”という気持ちを持ち、所長着任前の昭和9年にも参謀本部で机上演習をやっています。部下の自由な議論を奨励したという証言も残されている。ところが、•••」
史実,史実と言われる方が多い様だが、「日米開戦すれば、日本必敗」と結論が出て、そこで終わりにしてしまうの? その先には日米開戦と云う事実、そしてシミュレーション通りに日本惨敗が待っているのだけれども、その責任は誰にも無いの?
総力戦研究所長である飯村穣陸軍中将は、欧米の恐ろしさを知っていながら、何故止めなかったの? 大東亜戦争では日本人だけでも310万人が死んだんだよ。
止めなかったのであれば、対米戦に突き進む空気に“ばかなことを”という気持ちを持っていたところで、或いは部下に自由な議論を奨励していたところで何の意味もないし、単に無責任なだけじゃない。
▲3 ▼3
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ドラマですからね。 事実と違うと、断りも入れているのであれば、許容範囲でしょう。
ドラマですから、創作が入ったことに、 ことさら目くじらを立てなくていいでしょう。
そもそも、戦争を止められなかった、止めなかった、 というのは事実でしょう。
▲7 ▼11
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すでにアルキメデスの大戦があるから、同じ内容の映画化は不要でしょ。しかもアルキ〜のほうはハナっからエンタメなので完成度高いし。やるなら、アルキ〜の方のミッドウェーシミュレーション編をお願いしたい。
▲1 ▼1
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〉放送前に問題を認識しながら回避できなかった姿は、まさにドラマの題材と重なってはいまいか。
同感! ある意味この番組が陥ってはいけない状況。反面教師となってしまった以上、是非とも制作の過程を検証するドラマも、作って欲しいものだ!
▲11 ▼2
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NHKスペシャルが好きで子供の頃からよく見ています とっても良い番組なんですけどどういう訳か先の戦争のことになるとおかしくなると言う変な癖があるんですよね 歴史をエンタメにするのは悪いことだとは思いませんが度が過ぎると駄目ですね
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せっかくなので・・ この際、飯村中将の検証をNHKでしてもらいたいですね
もしかしたら、NHKにも遺族には言えない情報(史実)があったのかもしれませんしね
視聴者を信じてノンフェクションの強みで勝負して欲しいですね
▲2 ▼2
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若い人に見てもらいたいからって、若い人をバカにしているよ。まるで史実通りにしたら、若い人は理解できないだろうとなめた上から目線を感じる。リアリティが心に刺さるということがNHKは全くわかっていない。映画化なんてもってのほか。赤字にならないと気づけない愚かな組織にならないように。
▲0 ▼0
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>「なぜ悪役に仕立てたのか」
分かりきっている その方がドラマとして面白くなると思ったからだろう そこには「実在の人物」に対する遠慮も気配りもない
しっかり裁判で叩きのめして欲しい そして再放送もしっかり禁止となってほしい 世の中にはTVドラマの演出を、そのまま事実だと思い込んでしまう愚かな人間が意外なほど多いのだ
▲2 ▼2
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そもそも単純な歴史観で作られたドラマだからね。単純な悪役が必要だったんだろう。大きな国力差があるのはみんな分かっていた。それでもとんでもないことになってしまう、というところにドラマがある。原作も何も、全部駄目だね。
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総力戦研究所の件は丁寧に史実を伝承する必要があると思います NHKにはドラマ仕立てでは無くノンフィクションとして詳しく時間をかけて番組制作を望む
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孫だから良い気はしないだろうね,しかし孫だから全て真実を知っているわけでも無いしね。しかもフィクションと明確に言っているわけで… まぁ古くは吉良上野介から、数々の悪人描写があるしね。 気楽に見れんかなぁ?
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>放送前に問題を認識しながら回避できなかった姿は、まさにドラマの題材と重なってはいまいか
様々な人間の忖度や保身が絡み合って「放送」に突き進んだ…ってことでしょうか。面白い皮肉です。 事実を捻じ曲げておいて、ノンフィクション作品とはよく言ったものです。フィクション作品とすれば良かったのに。
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歴史を知らないのだろう。大河でも史実と脚色部分をきちん分けないとクレームくるからな。大河見て勉強すべき。新説が出てそれを描くのと、史実を曲げて嘘を描くのとは大きく違う。いっそ、男女が入れ替わる空想の大奥みたいにするならまだマシ。
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何が何でも日本軍は悪で精神論と根性論で戦争戦争と連呼していた、と言う時代遅れなステレオタイプに仕立て上げる事が目標で、史実なんてどうでもいいと思ってるんじゃない?
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