( 324086 )  2025/09/13 07:09:18  
00

タレントの伊集院光が香川県のうどん店での独自のローカルルールに対し不快感を表明し、店を出たエピソードが話題となった。

彼はラジオで、列の並び方や注文方法などの厳しい注意書きに引いてしまったことを語った。

その後、別の店でも同様に接客の厳しさに耐えられず立ち去った。

伊集院は、飲食店のローカルルールの増加がSNSの影響を受けていることを理解しているが、食事を楽しむ際の雰囲気の重要性も訴え、世間からは賛同と否定の意見が寄せられた。

味だけでなく、接客や雰囲気も重視される中、この手の問題は常に議論の対象である。

(要約)

( 324088 )  2025/09/13 07:09:18  
00

Copyright©2025 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 

 

 たびたび話題となる飲食店にありがちな独自のローカルルールや注意書きは、いつも議論を呼ぶもの。そんななか、タレントの伊集院光が、ルールでがんじらめのうどん店に遭遇し、「食べずに店を立ち去った」ことを明かして話題となっている。 

 

「伊集院さんは9日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ)で、香川県を訪れた際の話を披露。人気店がキャパ以上のお客をさばくようになったことで、『よかれと思って書いてある注意書きとかで、がんじがらめになってる店がいっぱいあるのよ』と前置きしてから、自身の訪れた店の話を紹介しました。そのお店では、並ぶ際の立ち位置の指定から、3列縦列で並ぶといった注意書きのほか、『入ったら速やかにトレーを取って注文をして』『(お茶は)飲める量だけ』といった注意書きの多さに引いたそうです。結果、伊集院さんは『うわぁ、俺ここちょっとキツイわ』となって、入店することなく、お店を去ったそうです。 

 

 その後、別のオススメされたお店を訪れ、既にできていた行列に並んだものの、列をさばくのにイラ立っているお店のおばちゃんに『はい、右手に箸持って、携帯ポケットしまって!』などと言われ、『あ、ごめんなさい』と言って、そのまま店を出たことを明かしました。伊集院さんは『俺、わりとその手のことに対して、味より下手すりゃ優先しちゃうようなところがある』と、入店しなかった理由を振り返っていました」(芸能記者) 

 

「食べログやぐるなびなど、SNSの発達や影響で仕方がないこととはわかっている」としつつも、人気店の掲げるローカルルールに苦言を呈した伊集院に、X上では、 

 

《マナー違反な事言うたりしたりするんがおるけん注意書きも苛立ちも増えるんよ》 

 

 と、お店の注意書きが増えるのは仕方ないとする声がある一方で、 

 

《地元民でもその理由で行かないお店はいっぱいある。ぶっちゃけ有名店でなくてもおいしいので観光雑誌とかに載ってないお店に行ってねと思う》 

 

《分かり味過ぎる〜自分にとって外食は“エンターテイメント“なので味の手前に“楽しく“無いと行かない》 

 

 など、共感する声も多く寄せられている。B級グルメライターが語る。 

 

「伊集院さんはうどん店でしたが、この手の話で、よく話題になるのはラーメン二郎や二郎系インスパイアのお店ですよね。最近だと、2025年3月にタレントのゆきぽよさんが、ある二郎系ラーメンの店舗に初めて行った際の出来事がトラウマとなったことを告白して話題となりました。 

 

 ゆきぽよさんは、初めて訪れた二郎系ラーメン店で食券を買ってから、一般的な飲食店の感覚で『すいません』と店員に声をかけたところ、『今じゃねえ!』と怒鳴られたそうです。また、“マシマシ”“モリモリ”といった注文時のコールにも戸惑ってしまい、店員やお客から冷ややかな目で見られたことで、その後、店には行けていないと語りました。ゆきぽよさんのケースは、気の毒としか言いようがありませんが、大前提として、ラーメン二郎や二郎インスパイアの店すべてが、そういう高圧的な接客なわけではありません。 

 

 それと同じで、伊集院さんの場合も『美味しい』と聞いて行ったお店が、2軒ともそういうお店に当たってしまったわけですが、お目当ての一品を食べるためなら細かいルールを許容できる人もいれば、伊集院さんのように、そこまでして食べたくないという人もいるでしょうから、難しいところですよね」 

 

 味も大事だが、接客や雰囲気も大事。それだけに、この手の話は議論が尽きないのだろう。 

 

 

 
 

IMAGE