( 324213 )  2025/09/14 04:30:07  
00

関西テレビ本社社屋(2025年撮影) 

 

 ノンフィクションライター石戸諭氏が13日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分、正午=関西地区)に出演。静岡県伊東市の田久保真紀市長が議会を解散したことに伴う市議選について私見を述べた。 

 

 田久保氏の学歴をめぐる問題に端を発し、9月1日の市議会で不信任が議決。田久保氏は同10日に議会の解散を選択した。 

 

 モデルでタレントの高橋ユウ(34)は「解散を選ぶっていうことは、イコール自分は辞めないよっていうこと。まだ自分のことを守りたいんやっていうのは思ったんです。もうええやろ。もうこっちもええわ、って感じです。テレビを見ていても。まだやるか、まだ…そんなハート強くいけるかって感じ」と話した。 

 

 市議選の予算は6300万円ほどともみられているが、石戸氏は「ちょうど税金の使い方としては、いいと思いますけどね」と切り出した。 

 

 「またさらにたぶん費用が掛かりますけど、『税金の無駄遣い』って言って…じゃあこれ、(田久保氏が)居直ってずっと辞めさせることができません、っていう方が無駄が多いじゃないですか。これはもう民主主義のコストだから」と説明。 

 

 「選挙をやるって決めて、決着をさせるっていうこと自体がルールにのっとっているんで。ルールにのっとってお金を支出していって、それで決められるっていうのは民主主義のいいところなんで」と強調した。 

 

 MCのフリーアナウンサー・石井亮次(48)が、「ルール上はそうですけど…田久保さんはどうした方がいいんですか?」と問うと、石戸氏は「それは辞めるべきだと思います。当然辞めるべき」と即答。 

 

 「そもそもの発端は、学歴詐称でしょ? それ自体、本当にここまでこじらせたのは田久保さんの責任なんだから。それを田久保さんが市政を止めているという批判の方が完全に当たる」と指摘した。 

 

 続けて「だけど辞めたくないって言ってるんだから、ルール上、辞めさせるには、お金をかけたら辞めさせることができるという。選挙をすることによって、失職をしてもらうことができるっていうことなんで。これは民主主義のコストとしてはやむなしなんですね。本当はもちろん、本人が辞めるべきだと思います」と話していた。 

 

 

 
 

IMAGE