( 324396 )  2025/09/15 03:16:42  
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静岡県伊東市の田久保真紀市長が、X(旧ツイッター)で大学を卒業していないことを明言した。

市長は「伊東温泉けいりんミカリンフェス’25」の告知に対して一般ユーザーからのコメントに返信し、除籍になったため卒業していないと説明。

その後、過去の発言と矛盾が指摘され、学歴詐称疑惑が浮上。

市議会での不信任決議を受けて議会を解散し、今後40日以内に市議選を行う必要がある。

市議会は彼の行動を「市長として不適格」と判断していた。

 

 

(要約)

( 324398 )  2025/09/15 03:16:42  
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静岡県伊東市の田久保真紀市長(Xから) 

 

 静岡県伊東市の田久保真紀市長が14日、X(旧ツイッター)を更新。一般ユーザーの投稿に「大学は、卒業しておりません」と返信した。 

 

 田久保氏は12日に「伊東温泉けいりんミカリンフェス’25」を告知投稿。その投稿に対し、一般ユーザーが「大学卒業しているんだから、伊東温泉競輪場のバンクの中で『卒業証書』を皆に見せえん罪を晴らしたらいかがでしょうか?」と返信があった。 

 

 田久保氏は当該投稿に対し「大学は、卒業しておりません。除籍になっております」と返信した。 

 

 田久保氏の返信に対し「それ、最初に問題になったときに、『大卒との記載は誤りで、除籍になっています』って言ってれば記載ミスを謝罪、訂正するだけでこんなに大問題にならなかったんですよ。市民が期待しているのは市長の手腕であり、学歴じゃないんだから。必要も無い選挙で市の予算を浪費するのは裏切りですよ」「以前、あなたは除籍なのに卒業証書は本物と言いましたよね。東洋大は除籍者に卒業証書は発行しないと公表しました。今あなたは『卒業していない』と明言しました。それでも卒業生しか受け取れない東洋大の卒業証書を持っていると言うのですか? 話の筋が通りません」「卒業していないのをわかっているのに議会を解散したんですね」などと書き込まれていた。 

 

 田久保氏は10日、学歴詐称疑惑を巡り、自身に対する不信任決議を可決した市議会を解散した。中島弘道議長に通知書を手渡した。地方自治法の規定に基づき、40日以内に市議選を行う。 

 

 市議会は1日に不信任決議を全会一致で可決。田久保氏は11日までに辞職か失職、議会解散を選ぶ必要があった。 

 

 決議は、市広報誌で東洋大卒業と紹介した経緯を調査する市議会の特別委員会(百条委員会)への出席を拒み、虚偽証言をしたことなどを踏まえ、田久保氏を「市長として不適格」としていた。 

 

 

 
 

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