( 324493 )  2025/09/15 05:07:26  
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国民民主党・玉木雄一郎代表 

 

 国民民主党の玉木雄一郎代表(56)が12日放送のBSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に出演。立憲民主党の小川淳也前幹事長(54)が首相指名選挙に関して「無効票を投じるなら議員辞職すべき」と発言したことに言及した。 

 

 小川氏は9日の会見で、自民党総裁選後に見込まれる首相指名選挙について「何党の誰であれ、無効票を投じるなら議員辞職すべきだ」と述べた。 

 

 衆院で与党が過半数割れの状況で迎えた昨年11月の首相指名選挙では、決選投票で国民民主党や日本維新の会などが自らが所属する党首などの名前を書き、無効票は84票に上った。自民党の石破茂総裁が221票、立民の野田佳彦代表が160票で、結果的に石破首相が誕生。玉木代表は自身が1回目の投票で落選した場合も党所属議員が決選投票でも玉木氏の名前を書くと公言。維新の馬場伸幸代表(当時)も自公政権への協力を拒否する構えを見せていた。 

 

 今後の首相指名選挙でも国民、維新が前回のような投票行動を取った場合、自民新総裁が当選する可能性が大きくなる。小川氏の発言はそれを踏まえたもので、「簡単に自民新総裁に首相の座を譲り渡すべきではない。野党が一致協力すれば、政権交代の可能性が論理的にはある」とも述べた。 

 

 玉木氏は9日の会見で、所属議員に自身への投票を求める考えを示している。番組では政権交代を視野に入れて他党の党首の名前を書く可能性を問われ、「まだ自民党もどなたが出てくるか分かりませんのでちょっと日の高い話だなと思う。今後の展開をよく見定めていきたい」とコメント。1回目の投票では「皆さん、各政党の代表を書くことになると思う」とし、決選投票になった場合については「与野党さまざまな動きもよく見ながら仲間と相談して決めることになる。(自身への投票を求めるかどうかは)まだそこまで頭がいっていない」と明言を避けた。 

 

 そして小川氏の「議員辞職すべき」発言がVTRで紹介されると、「ま、小川さんもう辞められましたからね」と一言で反応。小川氏は発言の2日後の11日に幹事長を退任し、安住淳衆院予算委員長が後任に就いている。 

 

 スタジオに笑いが起こる中で「党としての意見ではないんだろうと思います」と付け加えた玉木氏に、共演の日本維新の会・藤田文武共同代表も笑って「小川さんらしいなと思って…あんなん言うてもうたらほんまに頼む時気悪い。小川さんって真っすぐな人だなと思って聞いてました」とコメント。決選投票での対応については「玉木代表がおっしゃられたのと同じで、今軽々に言えるステージでもないということ」と話した。 

 

 

 
 

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