( 324791 )  2025/09/16 05:41:24  
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中国国家統計局は8月の主要経済指標を発表し、鉱工業生産が前年同月比で5.2%増加したものの、成長率は前月の5.7%から鈍化し2か月連続で減速した。

また、小売り売上高も3.4%増に留まり、3か月連続の鈍化を示した。

固定資産投資は1~8月の累計で0.5%増と減少し、不動産開発投資は12.9%減とさらに悪化している。

これらの要因には、米国からの追加関税が影響していると見られる。

(要約)

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中国の国旗 

 

 【北京=照沼亮介】中国国家統計局は15日、8月の主要経済統計を発表した。企業の生産活動を示す鉱工業生産は前年同月比5・2%増で、7月の5・7%増から鈍化し、2か月連続で伸び率が縮小した。 

 

 中国は8月中旬に米国と相互にかけ合っている追加関税の一部停止期限を90日間延長したが、米国が引き続き中国からの輸入品に30%の追加関税を課しており、輸出企業に逆風となったとみられる。 

 

 内需の動向を示す小売り売上高は3・4%増で、7月の3・7%増から鈍化した。縮小は3か月連続となった。 

 

 投資の動向を示す固定資産投資は1~8月の累計で、前年同期比0・5%増となり、1~7月の1・6%増を下回った。1~8月の不動産開発投資は12・9%減で下落幅を拡大させ、引き続きマイナス圏に落ち込んでいる。 

 

 

 
 

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