( 324886 )  2025/09/16 07:26:41  
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世界陸上の男子棒高跳決勝で、スウェーデンのA.デュプランティス選手が新たに6m30の世界記録を樹立した。

これで彼は14度目の世界記録更新と3連覇を達成した。

大会では、6m15までは順調に跳び、自己記録を上回る挑戦を経て、最後の3回目で成功。

国立競技場はその快挙に大歓声に包まれ、デュプランティスは仲間や家族と喜びを分かち合った。

彼は過去にも数々の大会でメダルを獲得し、来年の2024年には国際スポーツプレス協会の年間最優秀選手に選出されるなど、その実績は際立っている。

(要約)

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デュプランティス選手 

 

■東京2025世界陸上 男子棒高跳・決勝(15日、国立競技場) 

 

世界記録保持者のA.デュプランティス(25、スウェーデン)が、自身の記録を塗り替え、前人未到6m30の世界新記録を叩き出した。世界記録更新は14度目となり、世界陸上3連覇との“W快挙”を達成した。 

 

今年の8月に6m29の世界記録を更新したデュプランティスは、この日6m15まで一度も失敗することなく、先に金メダルが確定。その後、6m20をパスし、バーの高さは一気に世界新の6m30に。1回目、2回目は惜しくもクリアできなかったが、最後の3回目で決めた。 

 

その3回目の跳躍ではバーが少し揺れたが、バーは持ちこたえ落下せず。見事に成功させると国立競技場は歴史的シーンに割れんばかりの大歓声。最後の最後で勝負強さをみせたデュプランティスは、優勝を争った仲間たちと抱き合い、家族らとも歓喜の抱擁。今大会初の世界新に会場は歓声で大きく揺れ動いた。 

 

デュプランティスは、今年8月13日に行われた世界陸連のコンチネンタルツアー・ゴールド大会、ハンガリーグランプリで6m29をマーク。自身13回目となる世界記録を更新し、世界陸上3連覇&人類初の6m30の挑戦に向けて、弾みをつけていた。 

 

■アーマンド・デュプランティス 

1999年11月10日生まれ、元棒高跳の選手だった父が作った自宅裏庭の練習場で競技を開始。2015年のU18世界陸上、2018年のU20世界陸上で金メダル。世界陸上は2019年ドーハで銀メダル。その後、2022年オレゴン、2023年ブダペストで連覇。五輪は2021年東京、2024年パリで金メダルを獲得。2024年には大谷翔平やテニスのN.ジョコビッチ、サッカーのレアル・マドリード所属のV.ジュニオールなど錚々たる面々を抑えて、国際スポーツプレス協会(AIPS)が選出するスポーツ界の年間最優秀選手に輝いた。 

 

 

 
 

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