( 325188 )  2025/09/18 03:51:16  
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記者会見をする国民民主党の玉木代表(8月19日) 

 

 読売新聞社が13~14日に行った全国世論調査の政党支持率で、国民民主党は9%で4か月ぶりに野党トップに返り咲いた。参政党は2位の8%で参院選前後に比べ、勢いにやや陰りが見える。野党第1党の立憲民主党は5%で3位に沈み、低迷から抜け出せていない。 

 

 国民民主の玉木代表は16日の記者会見で「『手取りを増やす』など、掲げる政策実現への期待が表れている」と手応えを語った。国民民主は6月は立民に、7、8月は参政に野党首位の座を奪われていた。国民民主内では「他の野党が目立った打ち出しをしない中で、着実に政策発信をしている成果だ」と見る向きがある。 

 

 前回8月調査の12%から8%に支持が落ちた参政について、玉木氏は「自民党総裁選で保守派が台頭すると、参政に移った支持が(自民に)戻る傾向にあるのではないか」と分析した。 

 

 立民は7月調査の8%を境に下落傾向だ。11日には党役員人事の刷新に踏み切ったが、存在感は示せていない。安住幹事長は16日の記者会見で「きちんと発信し、スルーされない存在にならないといけない」と述べた。 

 

 

 
 

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