( 325261 )  2025/09/18 05:19:08  
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アサヒビールは17日、「ウィルキンソン」ブランドからノンアルコール飲料「ウィルキンソン タンサン タグソバー」を発売しました。

この商品は「夜専用炭酸水」として、飲酒しない層の需要をターゲットにしており、2025年までに20万箱の販売を目指しています。

ラインナップには「レモンジンジャ」と「ライチトニック」の2種類があり、コンビニでの価格は350mlで181円前後(税込)です。

アサヒは、従来のノンアル商品の代替品イメージを払拭し、特別感を求めるお酒を飲まない人向けの商品開発に取り組んでいます。

近年の健康志向や若者のアルコール離れを受けて、新たな市場開拓を目指しています。

(要約)

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アサヒビールが発売した「ウィルキンソン」ブランドのノンアル飲料(17日、東京都渋谷区で) 

 

 アサヒビールは17日、ノンアルコール飲料「ウィルキンソン タンサン タグソバー」を発売した。「夜専用炭酸水」を打ち出し、お酒を飲まない層の需要の掘り起こしを狙う。2025年内に20万箱の販売を目標に掲げた。 

 

 「レモンジンジャ」「ライチトニック」の2種類を用意し、コンビニでの想定価格は350ミリ・リットルで181円前後(税込み)。強炭酸の爽快感と、甘みや苦みのバランスのとれた味わいが特徴という。 

 

 同社はこれまでノンアルコールのカクテルやビールを展開してきたが、お酒好きな人が飲酒できないときの「代替品」というイメージが強く、元々飲まない人向けへの商品が少ないのが課題だった。 

 

 一方で、自社調査ではお酒を飲まない人にも「日中とは違う特別感のある商品がほしい」といった声があることがわかり、大人向けの味わいを楽しめる今回の商品を企画した。 

 

 17日に東京都内で開いた発表会で、同社の高橋徹也スマドリマーケティング部長は「夜は普通のソフトドリンクでは物足りないという声があった。今回の商品で新たな市場を開拓したい」と話した。 

 

 近年は健康志向に加え、若者を中心にアルコール離れが進んでいる。厚生労働省の国民健康・栄養調査では、「酒をほとんど飲まない」と「飲まない(飲めない)」人が合わせて51%に上り、20歳代に限ると56%を占める。 

 

 同社は20年から、お酒を飲める人も飲めない人も一緒に楽しめるよう、ノンアルコールや低アルコール飲料の品ぞろえを拡充している。 

 

 

 
 

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