( 325350 ) 2025/09/18 06:48:03 2 00 為替リスクは“幻想”だ。米国株に投資したいけれど、為替リスクが怖いと考えることはない。為替が円高になりにくい3つの構造的要因とは?ダイヤモンド・ザイ 9/17(水) 21:01 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/e6e0e9d95c7363d9617194f09668c56a0d0065cd |
( 325353 ) 2025/09/18 06:48:03 0 00 米ドル/円 月足 出所:TradingView
●「米国株に投資したいけれど、為替リスクが怖い」という日本人投資家の典型的な米国株に関する悩み 「米国株に投資したいけれど、為替リスクが怖い」
これは多くの日本人投資家が米国株投資にためらう典型的な悩みのようです。
私は今、日本に来ているのですが、日本人投資家に米国株投資について聞いてみると、「為替リスクが怖い」という声をよく聞きました。
今回、たまたまそのような声が多かっただけでなく、以前からそのような話は聞くことがありましたし、いろいろ調べてみても、どうも為替リスクが日本人投資家が米国株へ投資する大きなハードルになっている面があるようです。
米国株自体は上昇しても、為替が円高に振れた瞬間にせっかくの利益が吹き飛んでしまうのでは……と尻込みする気持ちは理解できます。しかし、本当に為替リスクは、米国株の長期投資家にとって致命的な問題なのでしょうか?
結論から言えば、答えはノーです。
実は、構造的にも政策的にも「円高になりにくい要素」が円相場には組み込まれているからです。
●ビッグマック指数を見ると円はかなりの割安。その背景には構造的要因がある 為替は短期的にはさまざまな要因で大きく動くことがありますが、長期的には「購買力平価(PPP)」に収束していく傾向があると一般的には言われています。
英エコノミスト誌が発表している「ビッグマック指数」は、世界各国でマクドナルドが販売しているビッグマックの価格を元にした簡易的な購買力平価の一種です。
このビッグマック指数で、米ドル/円の為替相場をチェックしてみましょう。
2025年7月時点のものになりますが、ビッグマックは日本では480円、アメリカでは6.01米ドルでした。ここから計算されるビッグマック指数(=理論的な為替レート)は1ドル=79.87円になります。
ですが、実際の米ドル/円の為替レートは今夏以降、おおよそ147円台を中心に推移しています。仮にリアルな為替レートを147.5円とすると、これは理論的な為替レートに対して、約46%も円安になっていることになりますね。
つまり、今の円安は行き過ぎていることとなり、購買力平価の一般的な考え方を当てはめれば、長期的には円高方向へ向かう可能性があることになります。
けれど、本当にそうでしょうか?
ビッグマック指数から乖離してこれだけ円安が進み、それがなかなか解消していないという現実は、それ相応の円安になる構造的要因が背景にあることを示しているとも解釈できます。
その構造的要因を考えると、私はここから持続的に円高となるシナリオはむしろ想定しにくいと考えているのです。
●なぜ、円高になりにくいのか? その3つの構造的な要因とは? 円高が起きにくい背景には、以下の3つの構造的な要因があると思います。
(1)日本の低金利政策
日銀は世界でも突出して緩和的な金融政策を続けています。FRB(米連邦準備制度理事会)がこれから利下げに転じても、日本の政策金利が0%台のままなら、円高圧力はあったとしても限定的なものになるでしょう。
(2)資本フロー(恒常的な米ドル買い圧力)
日本の年金基金や保険会社などは、運用効率を求めて海外資産に投資し続けています。その結果、円売り・米ドル買いフローが常に存在し、構造的に円高を抑え込む力が働いています。
(3)日本政府が円高を望んでいない
日本政府はGDPの2倍を超える巨額の政府債務を抱えています。
歴史的に見ても、国家の借金はインフレによって実質的に軽減されることがよくありました。円高はデフレ圧力を強め、政府債務の実質的削減を難しくします。日本政府としては、政府債務を実質的に軽減していく観点から、緩やかな円安にしておき、緩やかなインフレを維持する方が望ましいのです。
●株式投資家にとって重要なことは短期的な為替変動より、米国株の成長性とイノベーション 株式投資家にとって重要なことは、短期的な為替変動に過剰反応するのではなく、米国株式市場そのものの成長性とイノベーションに注目することでしょう。
アメリカではイノベーションが起こりやすく、米国株は成長性が高いため、長期で見れば、米国株投資で大きなリターンを得ることが期待できます。仮に為替の変動があったとしても、それが問題にならないほど米国株の値動き自体で大きな利益が得られることでしょう。以下のS&P500の月足チャートを見ても、そのことが実感できるのではないでしょうか。
さらに、前述した円高が起きにくい3つの要因は今後もそれほど変わることがなく、これからも構造的に円高が起きにくい環境は維持されたままになると思います。
FRBはこの9月以降、利下げしていくことが市場のコンセンサスとなっており、そのこと自体は一定の米ドル安・円高圧力になるかもしれませんが、その一方、構造的に円高が起きにくい環境は変わらないため、中期的にもそれほど円高になるとは限らないと私は考えています。
●まとめ:為替リスクは米国株投資への障害にはならない 日本人が米国株へ投資するにあたって為替リスクをどう考えたらいいのか、最後にポイントを今一度まとめておきたいと思います。
●ビッグマック指数によれば、円は約46%割安
●円高を抑える3つの要因:(1)日本の低金利政策 (2)恒常的な米ドル買いフロー (3)日本政府が円高を望んでいない
●為替の上下動は短期的なノイズに過ぎない
●株式の長期投資家なら、為替は気にせず、米国や世界の成長テーマに集中すべき
結論として、為替リスクは米国株投資への障害にはなりません。為替リスクは“幻想”にすぎないと私は考えます。なぜなら、日本には円高になりにくい構造的要因があり、日本政府自身も円高を望んでいないと考えられるからです。
●ポール・サイ ストラテジスト。外資系資産運用会社・フィデリティ投信にて株式アナリストとして活躍。上海オフィスの立ち上げ、中国株調査部長、日本株調査部長として株式調査を12年以上携わった後、2017年に独立。40代でFIREし、現在は、不動産投資と米国株式を中心に運用。UCLA機械工学部卒、カーネギーメロン大学MBA修了。台湾系アメリカ人、中国語、英語、日本語堪能。米国株などでの資産運用を助言するメルマガ「米国株&世界の株に投資しよう! 」を配信中。
ポール・サイ
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( 325352 ) 2025/09/18 06:48:03 1 00 このスレッドは、日本円の為替に関するさまざまな意見と考察を交えています。
1. **円高の可能性**: - 円高になる要素が少なく、ドル高円安が続くという見解が目立つ。 - 過去の大震災時に円高に振れた事例を挙げ、そのような特別な状況が起こることで円高が進む可能性もあると指摘。
2. **米国経済への懸念**: - トランプ政権の影響が今後の米国株にリスクをもたらすとの意見が見受けられ、米国の未来についても不安視される。 - アメリカの金利と日本の金利の動向についても言及があり、逆に日本の金利が上昇した場合の円高への道筋が示唆される。
3. **投資戦略**: - 為替リスクを考慮せずに米国株への投資を行う意図が述べられ、円安に対するヘッジの必要性が議論されている。 - 資産の分散投資の重要性が強調され、具体的にはドル建て資産の保持が提案されている。
4. **リスクの認識**: - 一部の意見では、為替リスクが幻想として扱われることへの批判があり、円高や円安の影響を無視することの危険性を指摘。 - 日本の政策や経済の将来については厳しい見方が多く、長期的な経済成長について懐疑的な意見が目立つ。
(まとめ)全体として、円高・円安の議論は、日本経済の将来性に対する懸念と、投資戦略の観点からのリスクマネジメントを含む多角的な視点が交差している。 | ( 325354 ) 2025/09/18 06:48:03 0 00 =+=+=+=+=
投資に絶対はないけど、円高になる要素が昔に比べて少なすぎるのですよね。 ドルが崩れてもユーロやスイスフランなどに流れていくでしょうし。
貿易赤字やIT赤字などで実需は円売りドル買いの構図だし、日本の政策金利がどんどん上がっていくなんてそうは考えられない。 (政策金利がドンドン上がるなんて時は、円がかなりマズいことになっているだろうし)
投機的に円高になることはあっても、アメリカとの潜在成長率の差もあって長期的には『ドル高円安』の流れが強すぎると思うのです。 とは言え『ドルが安全』と言えないのがなんとも。
▲12 ▼2
=+=+=+=+=
東北大震災の時は、保険会社が、保険金支払いのため、海外資産を売却し、円に換金したため、円高に振れました。FRBはこれから金利を下げる可能性が高く、日銀は、銀行のために、金利を上げてきます。政府は緊縮財政で、景気を冷やし、かつ、税金で、円を回収するので、円高に進む可能性が高いです。外国株は、為替の考慮が必要なため、買い時売り時の判断が面倒です。
▲22 ▼33
=+=+=+=+=
私も気にしたことはあるんですけど。ドル以上に円が弱いので、ドル円ということなら長期的には気にしなくてもいいと思います。
そもそも為替ってわけわからないので考えても無駄かと悟りの境地。
解決策はゴールド&シルバーだと思います。
▲16 ▼12
=+=+=+=+=
トランプが大統領になる前なら米国に投資しても良かったかな
円高円安関係なしに一定割合を分散させて長期的になら米国株式がいちばん固いと思った
けど、トランプが大統領になって米国が変な方向へ向かって進みだした
これはトランプ大統領時代で終わるのか?
それとも次の大統領になっても続くのか?
どちらにせよ、米国はリスクになった。
今は為替よりもトランプリスクの方がデカい
▲13 ▼7
=+=+=+=+=
昨年までドル取引。今年はランド取引していたけど、9月からドル取引再開。
1、政策 アメリカは関税で物価高、利下げしにくい。 日本は少子化政策で国内需要、投資が振るわず利上げしにくい。
2、NISA、iDeCo拡充 昨年、円安是正に為替介入あったが、新NISAにより年間通せば為替介入レベルの円売ドル買い。 今後NISAやiDeCoが拡充されるので、為替介入レベルの円売ドル買いが毎年継続。
3、日本企業はことごとく海外に工場作り、輸出は伸びず、海外で稼いだ収益は円にせず外貨のまま。
円安ドル高要因に事欠かない。
▲2 ▼2
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日本人は為替リスク考える必要ないでしょう
これからドルの下落が始まりますが、円はそれ以上に暴落するので為替を気にする必要はありません
とにかく円キャッシュ、JGB以外の資産に幅広く分散投資しとけば大丈夫です
▲1 ▼0
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この記事はかなり同意出来ます。私は持っている財産(預金など)の半分以上がドル建てです。この記事以外に私が円を売っている理由が二つあります。
一つは「日本の将来性の無さ」です。周りを見渡して頂きたい。ニート、引きこもり、フリーター、不登校、またその予備軍だらけです。これが今後改善することは、まず無いと私は考えます。
もう一つは歴史を見てみると日本が大きく変わったのは「外圧」があった時だけです。例えば黒船来航、敗戦でGHQ統治の時くらいです。日本人は自分で自分の国を改革する事が出来ない民族です。
これらを考えると、今後も大きく円高に振れる可能性はかなり低い(米国に核兵器攻撃などがあれば別ですが)と思います。
▲15 ▼18
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円高になろうが円安になろうが大きな問題のないポートフォリオを組むべきであって、円高の可能性を軽視するのはやや危険ではないでしょうか。
米国株への投資が悪手だとは思いませんが、それは「円高の可能性が低いから」ではなく、「円安になった場合に円資産だけだと資産が目減りするから」だと考えております。
つまり、外貨資産自体が円安に対するヘッジなわけです。(なので、為替ヘッジは原則不要です。)
▲10 ▼1
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円が買われなくてもドル安が進めば円高になり為替差損が発生します。その上で外貨資産安が起きればダブルパンチを受けて円ベースでの資産額は激減します。何故為替リスクが幻想だと言えるのか理解できません。
▲48 ▼25
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米株やるなら為替リスクは考えんでもええけど、それは円高になりにくいとかとは違うと思うよ。ここで書かれてる、米株の成長性を買うだけや。 米債やるなら為替リスクは考えんとな。名目の金利が高いからとかで米債やるもんやない。名目の金利が高い事なんか、世界中誰もが見えてるから織り込み済みや。 為替ヘッジしたらリスクリターンは日本国債と同じやな。 為替リスクに限ると、リスクを取れば取るほどリターン上がるとか無い。為替リスクは計量できんのや。
▲4 ▼0
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牽引する産業をいつまでも作れず、時代遅れの重工分野にしがみついて、時代遅れの国になってしまった 家電も半導体も潰してガソリン車と鉄鋼だけとかいう有様がいかに自民党が業界団体と癒着した利権屋で国家運営能力もヴィジョンもないのかを赤裸々に示している 金融政策でどうにかなるものではない。政治が国を運営する。それが駄目なわけだし有権者もまともな政治を求めてはいないのだから復活の芽なんかないです
▲0 ▼0
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うーん。イノベーションってさ、大学などの研究者が先端的な研究ができて成立するもの。だけど、トランプが大学を目の敵にしてるし、トランプはNASAやその他の国立研究所の予算を切りまくってるし、研究者は米国から脱出を図っているし・・・。今後のアメリカって、どうなっちゃうの? 日本円がダメダメなのは、その通りだけど、アメリカの将来も心配だよね。
▲24 ▼8
=+=+=+=+=
為替はどうなるか分かりませんが今後米国株が下がって日本株が上がるというのは考えにくいので為替リスクを考慮しても米国株一択ですね。
▲1 ▼0
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円高が怖いなら毎日投資にしたらいい。 証券会社の営業日は月20日ぐらいやから 毎日1/20ずつ投資する感じやね。
下がった時に投資中断するのは 一番やったらアカンことやからね。
▲23 ▼4
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これは米国個別株のこと? それなら、為替よりも情報のスピードがネックかな?時差やら生活時間やら。 投信では為替リスクを声高に言う人はあんまり見た事ないけど、ヘッジ有無あるから気にする人はいるんだろうね。
▲0 ▼0
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たまたま の例
外貨MMFで、外貨を購入
110~120と記憶
色々入金しました。
その内円安に。
知恵袋で上場株知り チャート手に入れ過去の他の株の動きが頭の中で チャートに補助線数本 70~80に上昇中
50程度で指値しました。 窓口チーフ 含み笑いしながら入力
見事に下落
今は 750越えて、
只 それから今のあの間に 300越えから二桁にも下落しました。
買えた時 外貨決済 手数料 1万円相当の、
ドルが200円なら50ドル。 100円なら100ドル 取られる。
他にも色々
個人には 株価見ているだけ。
各自の判断 自由に判断
売った時 円高だと思えば外貨MMFに入れておけば。
▲0 ▼0
=+=+=+=+=
10年スパンで考えたら円高に振れていく可能性は有る。どれぐらいのスバンで株取引をするかで考えかたは変わってくる。
▲1 ▼1
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これから アメリカの金利低下と 日本の金利上昇が起こり 久しぶりの円高になるでしょうが しれてます。 日米の金利差3,%あれば 5円程の円高は 、1年で元がとれますから。
▲1 ▼1
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為替リスクより円に集中投資している方がリスクだと思います。 世界では通貨分散が当たり前! 日本人は金融資産の95%が円資産らしい!
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アメリカのハンバーガー。 日本のカレー。
アメリカのハンバーガーはこの前下がりました。 日本のカレーは上がったから暫く円安です。
▲4 ▼0
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為替リスクは幻想じゃないだろw 何でSP500がずっと最高値を更新してるのにSP500の投信を買ってる日本の投資家は資産が増えてないの?為替だろw 今年に入って何%円高になってる?数字で考えないから間違えるんだよ 雰囲気で円安だと思ってるだろ 違うぞ 計算しろ 常に計算しろ
▲0 ▼0
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株が下がるのは困るのですが、少なくとも3年前の130円ぐらいには戻して欲しいと思います。
▲3 ▼1
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日本の経常収支は黒字です。その中の金融収支も黒字なんですけど。この記事なんか間違ってません?
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日本政府は円安を望み、超高額な投資を約束した。 間接的な為替操作が可能になったのだ。
▲10 ▼7
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震災があると円高になるんだよね。 神戸のときも東日本のときもそうだった。 次の震災が何時かは知らんけど…
▲0 ▼0
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「植田ショック」があるから、日銀総裁も政策金利の引上げを言わなくなったのがデカイ。
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この先株価は何倍にもなる だが、円は1$50円にはならない そういうこと
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つまり、100円になるより、200円になる可能性のほうが高いってこと?(´・ω・`)?
▲2 ▼0
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買ったらずっと持っとけばいい。
▲16 ▼2
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私もそう思う。
▲15 ▼5
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全然、構造的な円安じゃなくね?
▲4 ▼4
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「為替ヘッジ有り」で買えば良い 一行で済む話なのに長い文章だ
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