( 325391 ) 2025/09/18 07:32:51 1 00 9月16日に放送された『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』で紹介された東京・目黒区の料理店『九絵』が、人気番組『孤独のグルメ』で以前に取り上げられた店であることが視聴者の反響を呼び、番組の独自性に疑問が呈されています。 |
( 325393 ) 2025/09/18 07:32:51 0 00 ヒロミ
9月16日に放送されたヒロミがMCを務める『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(日本テレビ系)で紹介された店に対し、X上で一斉に同じ声が殺到。番組の独自性が揺らぐ事態となっている。芸能記者が語る。
「この日番組が訪れたのは、東京・目黒区にある超人気の料理店『九絵(くえ)』。エビフライ定食2000円、あじフライ定食1760円、トロサーモンフライ定食1980円など、新鮮な魚介を使ったボリュームたっぷりの定食が味わえる店です。
とくに代表的なのが、3500円という『刺身盛りととんかつ定食』。ここで使われている本マグロは、銀座の寿司店で1貫5000円するとされるものを使うなど、店主の素材へのこだわりが感じられます。
番組では数々のメニュー紹介に加えて、店主夫婦との微笑ましいやり取りなどが取り上げられた。ところが、多くの視聴者が抱いていたのは“既視感”だった。
《この店は孤独のグルメで出た所だよな》
《今日のオモウマい店って、五郎さんがいった九絵?》
《孤独のグルメで紹介された店を紹介するくらいネタがないのか》
など、人気番組『孤独のグルメ』(テレビ東京系)で扱った店と同じではないかというツッコミが寄せられたのだ。
「同店は2015年11月放送の『孤独のグルメ Season5』第6話に登場しています。松重豊さん演じる主人公・井之頭五郎が、『九絵定食となめろう冷茶漬け』を堪能していました。視聴者の中には、10年ぶりの店との“再会”を喜ぶ人もいましたね」(同前)
だがそこに、番組存続の危機が現れていると語るのは放送作家だ。
「番組は2021年4月にスタートしましたが、ついに他番組で有名になった店に頼らざるを得ない状況となったということでしょう。もちろん、別の番組で飲食店のネタがかぶることはよくあること。しかし、これまで『オモウマい店』には明確なオリジナリティがありました。全国に散ったスタッフが、知られざる名店を、地を這うようなリサーチで発見。そして粘り強い交渉の末、ようやく取材にこぎつけるーーまさにドキュメンタリーを見ているようなスタイルが、視聴者の熱狂的支持を集めてきたのです。
しかし、ここまで全国の店を掘り尽くしてくると、取り上げる候補も少なくなっているのでは。スタッフとしては苦肉の策として、『過去に他番組で取り上げられた店でも、まだウチでは紹介していない』という理由で選んでしまったのでしょう」
今回の放送では、もう1つのコンセプトが完全に崩壊していたという。
「こちらのお店で紹介されていた料理は、いずれも1500円を超えるという価格帯でした。もちろん物価の高い東京に店を構え、高級食材を使っていることから仕方がないことです。ただ、もともとは目を引く安値で提供する店を紹介する番組でしたから、方針転換してしまったのでしょうか」
これまでもマンネリ化が指摘されてきたが、そろそろ根本的な見直しが必要な時期かもしれない。
|
![]() |