( 325493 )  2025/09/19 04:34:24  
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 田崎史郎氏 

 

 自民党の高市早苗衆院議員が18日、次期総裁選に立候補することを表明した。これで10月実施の総裁選は、高市氏と小泉進次郎氏、林芳正氏、茂木敏充氏、小林鷹之氏の5人の争いとなることがほぼ確定した。 

 

 16日のTBS「ひるおび」では、共同通信社が11日と12日に実施した全国緊急電話世論調査では、次の総裁にふさわしい人は?との質問で、高市氏が28・0%でトップ、小泉氏22・5%の結果だったと伝えた。 

 

 ただし自民党支持層に限ると、小泉氏36・0%、高市氏15・7%と大きく逆転したとも。 

 

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、自民党支持層と、実際に投票する党員は、一致しない傾向があると指摘した。 

 

 「自民党員は、75%が50歳以上なんです。かつ男女比では女性が35%にすぎないんです。50以上の男性が多いのが自民党員なんです。その人に対して高市さんが刺さってるんだろうなと思います」と述べた。 

 

 昨年総裁選の世論調査でも、世論調査では石破茂氏と小泉氏に次いで高市氏は3位だったが、実際の総裁選1回目投票では、高市氏が党員票トップの109を獲得し、議員票72票と合わせた181票で1位通過したことを指摘した。 

 

 今回の高市氏の党員票を、田崎氏は「党員票においてはやっぱり強いだろうと見られてます。崩れてないだろうと」と予想した。 

 

 一方で議員票は「増えるかどうか」として、「前回は麻生さんが1回目から高市さん支持で動いてましたが、引き続き麻生さんが支持するのか、曖昧にされている。高市さんの麻生票は少し減るような感じはします」と語った。 

 

 

 
 

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