( 325601 )  2025/09/19 06:44:48  
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米連邦準備制度理事会(FRB)は17日のFOMCで政策金利を0.25%引き下げ、年内にさらに2回の利下げを見込むと発表した。

新しい金利は年4.00~4.25%で、直近のピークから1.25%低くなった。

一方、FRBのミラン理事は0.5%の利下げを主張し反対票を投じた。

パウエル議長は、雇用情勢の減速を受けて利下げを決定した。

(要約)

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米ワシントンで2025年7月30日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で話す米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=ロイター 

 

 米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)は17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.25%幅引き下げると決めた。利下げは昨年12月以来で、6会合ぶり。FOMCはまた、同日公表した経済見通しで、年内に更に2回の利下げ(参加者の中央値)を見込んだ。 

 

 今回の利下げにより、新しい政策金利は年4.00~4.25%となる。直近のピーク時からは1.25%幅低い水準。FRBのパウエル議長らの賛成多数で決めた。 

 

 一方、トランプ大統領に新たに指名され、FOMCに初参加したFRBのミラン理事は、通常の倍となる0.5%幅の利下げを訴え、反対票を投じた。 

 

 パウエル氏はこれまで、トランプ氏の関税政策が物価高(インフレ)をあおることを警戒し、利下げには慎重だった。だが、米国の雇用情勢は減速が鮮明になっており、利下げを通じた景気の下支えを優先させることにした。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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