中日ドラゴンズはDeNAに逆転負けし、今季ワーストの借金16に達した。

試合は中日の3連敗で終了。

3回に一時逆転するも、先発の涌井が筒香に3ランを浴びて逆転され、最終的に6失点で降板。

その後も投手陣が失点を重ね、試合は7-4で敗れた。

打線は上林とボスラーの活躍があったが、クリーナップが機能せず、打撃が不発に終わった。

（要約）

中日・井上一樹監督 

■プロ野球　中日4ー7DeNA　（18日　バンテリンドーム） 

中日はDeNAとの最終戦は逆転負け、3連敗で今季ワースト借金16となった。DeNA戦は今季8勝17敗の借金9、バンテリンドームで7連敗で終わった。1点を追う3回2死から上林とボスラーの適時打で逆転。だが先発・涌井が5回2死無走者から筒香に17号3ランを浴び再逆転され5回6安打途中4失点で降板。6回には藤嶋、マルテが筒香に適時打を打たれなど3失点を喫した。 

先発・涌井は今季12度目の登板、4勝5敗、防御率3.84。前回の11日・ヤクルト戦（神宮）は4回2/3を4安打5四死球の6失点で負け投手。DeNA戦は今季2度目、前回の5月6日（バンテリンドーム）は6回8安打3失点（自責3）で負け投手だった。 

涌井は1回、蝦名を二ゴロ、桑原を中飛、筒香を見逃し三振に抑える立ち上がり。 

野手オーダーは前日スタメンの大島はベンチ。岡林が1番、田中が2番、クリーンナップは上林、細川、ボスラーで組み福永が6番サード、ロドリゲスが7番、捕手・加藤匠が8番に入った。 

DeNAの先発・石田裕に1回、岡林は右飛、田中は二ゴロ、上林は左飛に終わる。 

涌井は2回、ビシエドに二安打、石上に中安打、林に投内安打で2死満塁とすると石田裕に押し出し四球を与え1点を先制される。2回の攻撃で細川の三内安打、ロドリゲスのツーベースで2死二・三塁とするも加藤匠は空振り三振に倒れた。 

涌井は3回、桑原、筒香、ビシエドを凡打に打ち取る。3回の攻撃で先頭・涌井が三内安打から走者が入れ替わり田中が二盗を決め2死二塁とし上林がライトへタイムリーを放ち、1ー1の同点に追いつく。 

さらに細川が左安打で一・二塁とするとボスラーがライトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースを飛ばし、3ー1と勝ち越した。 

涌井は4回、佐野を三邪飛、戸柱を二ゴロ、石上を二直と3人で退ける。涌井は5回2死から蝦名に右安打、桑原に死球で一・二塁とすると筒香に右中間スタンドへ17号3ランを突き刺され、3ー4と逆転される。涌井は4回2/3を84球、6安打、2四死球、2奪三振の4失点（自責4）で降板。 

5回の攻撃は岡林が中飛、田中も中飛、上林は空振り三振と1番からの打順も出塁できず。 

6回、2番手・藤嶋は戸柱に右安打、林にツーベースで1死二・三塁とし石田裕の二ゴロ間で1点を失い、3－5となった。蝦名に四球を与え藤嶋は降板、代った3番手・マルテは2死一・三塁から桑原にセンターへ、筒香にもセンターへタイムリーを連続で浴び、3ー7と点差が広がった。 

7回の攻撃で相手2番手・宮城に1死から途中出場・板山が右中間にスリーベース、岡林の二ゴロ間で、7ー4とする。8回の攻撃は上林が二飛、細川は見逃し三振、ボスラーは中飛とクリーナップが不発。 

9回の攻撃はウィックに代打・川越、ロドリゲス、石伊と三者連続空振り三振で試合終了。