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林芳正官房長官は、ABEMAの番組に生出演し、総理大臣の報酬について「4000万円は低い」と述べ、妥当な額については「もう一声ぐらい」であるとコメントしました。

優秀な人材を雇うためにはもっと高い報酬が必要としつつ、公務の性質からゼロでも良いとも示唆しました。

林氏はその実務能力から「政界の119番」とも呼ばれています。

(要約)

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林芳正氏(2022年11月) 

 

 自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬表明している林芳正官房長官が、18日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に生出演。総理大臣の報酬について、私見を示した。 

 

 番組冒頭、10の質問に簡潔に答えるコーナーで、「総理大臣の報酬4000万円、高い? 低い?」と聞かれた林氏は、間を置かずに「低いでしょうね…」とつぶやいた。その後、たかまつななから「4000万円という総理大臣の報酬を『低い』とすぐお答えされていたんですけど、いくらぐらいが妥当だと思いますか」と聞かれると、林氏は「そうですね、もう一声ぐらいですかね」と答えた。 

 

 その真意について説明。「要するに、いい人をあそこに雇う、という観点から言うと、やっぱり一番大事なポジションだと私は思うので、もっと給料を出しても。例えば上場企業の社長は億もらっている人もいますから、優秀な人材を本当にあそこに置く、というのなら、もっと出してもいいな、という」と語った。 

 

 進行の平石直之アナから「それは優秀な人材が集まりにくくなってきていると感じたりもしている、ということですか」と聞かれると、林氏は「それだけ大事な仕事なので。逆にゼロ(円)でもいい、という部分もあって。だって公のためにやるんだから、株式会社とは違いますよね」と説明。「相場観で言うと、人材の必要なスペックで言うともっと高いけど、実際はもっと安くていい」と語り、質問のタイミングでは簡潔な回答を求められたため「あの時に言うとダラッとなっちゃう」と一言の回答になったとして、笑顔を見せた。 

 

 番組では林氏が、実務能力にたけ、閣僚辞任の際に即対応してきた経歴から「政界の119番」と称されることなども紹介された。 

 

 

 
 

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