東京・赤羽に住むタレントの林家ペー（83）は、自宅での火事の後、帰宅し報道陣に対応しました。

火事によって飼っていた猫が4匹亡くなったことを伝え、「家族と同じだった」と悲しみを表現しました。

また、ピンクの衣装の一部は残っているものの、多くが焼失したことや、キャッシュカードが見つからないこと、火災保険に未加入であることも明かしました。

火事は妻の林家パー子が仏壇のろうそくに火をつけようとした際に起き、パー子は病院に搬送されましたが命に別状はありませんでした。

火は約3時間半後に消し止められ、近隣住民は煙のひどさを語っています。

夫妻は50年以上この地域に住んでいます。

（要約）

自宅に戻り、報道陣に対応する林家ぺー 

　東京・赤羽の自宅で火事が発生したタレント林家ペー（83）が19日夜、帰宅した。 

　報道陣に取材対応したペーは自宅で飼っていた猫が心配で戻ったとし、猫4匹が死んだことを悲痛な表情を浮かべながら明かした。「4匹ではなく4人。エサではなくご飯と呼んでいて、家族と同じだった」と悲しみをこらえた。 

　おなじみのピンクの衣装についても「残っているものはあった」としながらも、多くが燃えたことを語った。 

　また「（キャッシュ）カードも見つからない。火災保険にも入っていなかった」とも話した。 

　同日午後0時45分ごろ、妻の林家パー子が仏壇のろうそくに火をつけようとしたところ、火が燃え広がった。ペーは20日が命日の師匠の初代林家三平さん（1980年死去）の法事に出席していたため不在だった。パー子は煙を吸って病院へ搬送されたが、命に別状はない。 

　夫妻の部屋は5階建てマンションの3階。ポンプ車など29台が出動して消火作業にあたった。　約30平方メートルが焼け、火は約3時間半後に消し止められた。 

　近所の人は「煙がすごくて、ビニールが焼けるようなにおいがした」と語った。ペー、パー子夫妻は赤羽に50年以上暮らしている。