( 326053 ) 2025/09/21 04:30:12 0 00 熱弁を奮う高市早苗前経済安保相=19日
経済学者の高橋洋一氏が20日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。番組では自民党総裁選を特集した。
番組では19日に政策発表会見を行った高市早苗氏が消費税減税を主要政策に入れなかったと伝えた。レギュラーの京大大学院教授の藤井聡氏も、高橋氏も会見後の高市氏に連絡を入れていたことを明かした。
藤井氏によると、高市氏からは、食品の消費税減税はやりたいが、実現するためにまずはガソリン減税などを先行との説明を受けたという。
高橋氏は「言い方がちょっと石破さんと一緒だからマズい」と高市氏に伝えたと語った。すぐに解説役の政治ジャーナリスト青山和弘氏が「レジのところですね。時間がかかる」と応じた。
高市氏は19日の政策会見で、消費税減税について、自由民主党税制調査会に意見を言う機会に食品減税を訴えたが、「時間がかかる」との説明を受けたとした。消費減税には「レジの問題があると。1日で対応できるレジもあるが、スーパーマーケットとかチェーンごとに全然違うシステムを入れておられて、これを見直すことになると、まあやっぱり1年くらいはかかってしまうと。エンジニアの方が絶対的に足りないと」と税調から受けた説明内容を語った。
「いろんなことを聞いてみましたが、無理と」とし、高市氏自身も「いまの物価高対策に即応性はないと思いました」とした。
番組で高橋氏は「(高市氏に)レジのなんとかは、あのいい方は石破さんと一緒でイメージ悪いよと言ったら、表現気を付けますって言ってたよ」と明かし、司会の東野幸治が「えっ、表現気を付けますっていうのは高市さんが言ってる?2人とも連絡とってる」と驚き、スタジオに「すごいね」と声があがった。
石破首相は5月の国会党首討論で、今回の高市氏と同じ「レジ1年」の説明を行ったがSNSなどで批判が噴出。後に各方面でファクトチェックなどが行われ、全てではないが1年かかるケースもあり得るとの指摘も出ているが、炎上歴があり、誤解・批判を受けやすい表現説明となっている。
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