( 326443 ) 2025/09/22 07:12:58 0 00 <世界陸上9日目>男子400メートルリレー決勝、涙する桐生(撮影・木村 揚輔)
◇陸上 世界選手権東京大会 最終日 男子400メートルリレー決勝(2025年9月21日 国立競技場)
男子400メートルリレー決勝が行われ、日本(小池、柳田、桐生、鵜沢)は38秒35の6位に終わり、3大会ぶりのメダルを逃した。3走を務めた桐生祥秀(29=日本生命)はレース後、大粒の涙を流した。
「僕がちゃんと走っていれば、メダルもいけたと思う」
3走のスペシャリストが大粒の涙を流した。「走り出した瞬間にふくらはぎがつってしまって」と右足がけいれんを起こしたことを明かし、「僕の責任だと思いますし。何でここでやってしまったのか…」と肩を落とした。
また、雨の影響などでスパイクを従来の厚底から薄底に変更したことも打ち明け、「その影響もあったのかなと思います」とけいれんの原因について語った。
日本は前日20日の予選と同じ小池祐貴(住友電工)、柳田大輝(東洋大)、桐生、鵜沢飛羽(JAL)のオーダーで臨んだ。安全策をとった予選から攻めのバトンに転じたものの、先行する米国、カナダに徐々に引き離され、最後は6位でフィニッシュした。
桐生は7月の日本選手権で5年ぶり優勝を果たし、8月には8年ぶりの9秒台となる9秒99をマーク。好調をキープしていたが、個人で出場した100メートルは10秒28で予選敗退。400メートルリレーに向けて、リレー侍の中心となり、集中力を高めていた。
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