( 326453 )  2025/09/22 07:24:20  
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日本は4×100mリレーで6位入賞 

 

■東京2025世界陸上・最終日(21日、国立競技場) 

 

男子4×100mリレー決勝に挑んだ日本は、38秒35の6位で3大会ぶりのメダルには届かなかった。アメリカが37秒29の今季最高記録で2連覇を達成。パリ五輪金のカナダが銀メダル、オランダが銅メダルを獲得した。 

 

予選を組3着の着順で決勝進出を決めた日本は、予選と同じく1走にドーハ大会銅メダルメンバーの小池祐貴(30、住友電工)、2走にリレーで3大会連続出場の栁田大輝(22、東洋大学)。3走にロンドン&ドーハともにメダルメンバーの桐生祥秀(29、日本生命)、アンカーにはリレーで初出場の鵜澤飛羽(22、JAL)の布陣で挑んだ。 

 

雨が強く降り続け、大観衆が運命のレースを見守る中、日本は4レーンで決勝へ。静寂に包まれる中、1走の小池は予選同様、好スタートを切ると、少しバトンが詰まったが2走の栁田へ。バックストレートを駆け抜ける中、隣のカナダらと離れはじめ遅れをとる。3走のスペシャリスト桐生はしっかりとコーナーを回るも順位を上げられず。アンカーの鵜澤は、200m金のアメリカ・N.ライルズ(28)ら強豪が揃う中、懸命に走り抜け6着でフィニッシュ。 

 

“超満員”の国立競技場はスタートから大歓声が鳴り響いたが、最後はため息が混じるも、雨の中死闘を繰り広げた選手たちに温かい拍手を送った。 

 

これまで“リレー侍”は2017年ロンドン大会(銅メダル)で初めて表彰台入りを果たし、2019年ドーハ大会も2大会連続で銅メダルに輝いた。2022年オレゴン大会ではバトンパスでの失格となって涙を飲み、前回の2023年ブダペスト大会は5位入賞だった。母国開催の世界陸上でメダルを目標としていたが、表彰台入りは叶わずも、2大会連続の入賞となった。 

 

【男子4×100mリレー結果】 

金)アメリカ 37秒29 ※今季最高 

銀)カナダ  37秒55  

銅)オランダ 37秒81 

4位)ガーナ 37秒93 

5位)ドイツ 38秒29 

6位)日本 38秒35 

7位)フランス 38秒58 

オーストラリア  DNF 

 

 

 
 

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