( 326558 )  2025/09/23 04:27:26  
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田久保真紀・伊東市長(伊東市のウェブサイトより) 

 

 静岡県伊東市の田久保真紀市長が2025年9月18日にXで、止まっていたとされた補正予算分の事業を「予定通り執行」したと報告。ネット上で波紋を広げている。 

 

■「誰のせいで...」の声が 

 

 25年6月に学歴詐称疑惑が浮上した田久保市長。7月には百条委員会が設置されたが、田久保市長は自身が卒業したと主張する東洋大学の卒業証書とされている書類の提出を拒否。 

 

 9月1日には市議会に田久保市長に対する不信任決議案が提出されて全会一致で可決されたものの、田久保市長は10日、補正予算案提出の準備などが止まったことを理由に市議会を解散していた。 

 

 一方、田久保市長は9月18日にXで「住宅リフォーム助成金の受付をはじめ、9月議会で止まっているとされていた補正予算分の事業が予定通り執行されました」と報告。 

 

 また、「現在、老朽化やメンテナンスの遅れなどで進んでいなかった設備の報告や修繕に各課で取り組んでいます。修繕が必要な施設や設備の数が多いのですが順次修繕・更新していきます」とコメントしていた。 

 

 しかし、このポストにはコミュニティノートがついており、「予定通り執行は誤りです。本来は市長が作成した補正予算案を市議会で決めるのが通常ですが、田久保市長が学歴詐称をめぐって不信任決議した市議会を解散させたため、伊東市が市民生活に影響する緊急度の高い事案のみ専決処分できる仕組みを使ったあくまで特別措置である事に注意が必要です。財源は市の貯金にあたる基金などを切り崩して充てられます。補正予算で計上される他の事案は全て次回の議会まで保留になっています」と補足されている。 

 

 このポストにXからは、「誰のせいで補正予算が組めなかったのですか?」「田久保市長が議会を解散したから仕方なく専決処分にしたのですよね?」という声が集まっていた。 

 

 

 
 

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