( 326838 ) 2025/09/24 05:01:15 0 00 自民党総裁選の所見発表演説会後、記念撮影に応じる(左から)小林鷹之元経済安保相、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農相(代表撮影)
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が23日、TBS系「ひるおび」(月~金曜前10・25)に生出演し、石破茂首相(68)の自民党総裁選を巡る発言について解説した。
石破首相はこの日、総裁選への期待を問われた中で「この1年間、政権に共に汗をかき力を尽くしてくださった方、基本的な政策を引き継いでくださる方が結果として選ばれることがあればいい」と話し、「あえてどなたということを申し上げることは致しません」と具体名は挙げなかった。
5候補のうち、閣僚の林芳正官房長官と小泉進次郎農相を念頭に置いた発言とみられるが、田崎氏も「どなたにと申し上げることはないと言いながら十分申してます。林さんか小泉さんということで」とニヤリ。
「逆に言えば高市さんや茂木さんや小林さんには(票を)入れてほしくないなって希望を言ってるわけです」と高市早苗前経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保相は石破政権と距離があることに言及。MCのホンジャマカ・恵俊彰が「林さんならそのまま引き継ぎそうな気もしますが、小泉さんだと変わるような気も」と突っ込むと、田崎氏は「変わりますけど農政や地方創生は変わりませんから」と説明した。
田崎氏によると「きょう発言した意味は大きい」のだという。「ちょうど党員に投票用紙が届き始める頃なので。その人たちに対してメッセージを出している」と首相の意図を推測した。
石破首相は昨年9月の総裁選で20万超の党員票(配分票は108)を獲得。国会議員票は第1回投票で46票、高市氏との決選投票では189票を集めており、今回は“石破票”がどの候補に流れるのか注目されている。
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