( 326851 )  2025/09/24 05:19:22  
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セカンド冷凍庫が物価高の影響で再び注目されています。

竹松さん一家は、食材の値上げに対抗するためにセカンド冷凍庫を活用し、特に冷凍うどんやパンを多く購入して節約しています。

彼らの月の食費は2年前に比べて3万円〜4万円増加し、米の価格高騰が大きな要因となっています。

セカンド冷凍庫を新たに購入した竹松家は、より多くの食品を保存し、家計を助けています。

物価高は他の世帯にも影響を与えており、人気の冷凍庫は省エネ性能や省スペースデザインが求められています。

家電量販店でも売上が増加しており、需要が高まっています。

(要約)

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セカンド冷凍庫、再び脚光 物価高「安い時にまとめ買い」コメ高騰…うどん&パン活躍 

 

 コロナ禍の巣ごもり需要で注目された「セカンド冷凍庫」が、物価高で食料品の値上げが相次ぐなか、さらなる人気の高まりを見せています。 

 

 番組が取材したのは、5人家族の竹松さん一家。3人の子どもを育てるうえで欠かせないのが、セカンド冷凍庫です。 

 

 台所に作られたわずかなスペースにすっぽりと収まっていたのは、セカンド冷凍庫。隣の冷蔵庫と比べると、高さも横幅も半分ほどです。中を見せてもらいました。 

 

竹松さん 

「コメも高いので、うどんが(家族内で)ブームが来てて。みんな、うどんは好きなので冷凍うどんをいつも入れてます」 

「なるべく多めに買って。頻繁に買い物に行かないこと。まとめ買いをして冷凍しておいたりとか、安い時に一気にお肉とか買って、小分けにして冷凍したりとかすると結構節約できる」 

 

 竹松家の月の食費はおよそ13万円。2年前と比べると3万円〜4万円増えていて、家計を直撃しています。 

 

 なかでも、コメの価格高騰の影響が大きいため、毎月15キロを消費する竹松家では“ごはんのおかわり”は禁止。セカンド冷凍庫に保管されているコメより安い冷凍うどんやパン、パスタが活躍しています。 

 

竹松さん 

「(コメを)15キロ買うと6000円で済んでいたのが(今は)1万5000円かかって、それだけでも食費が上がっている。(冷凍パンやうどんは)安くておいしいので」 

 

 竹松さんはこれまでもセカンド冷凍庫を利用していましたが、先月、3倍の容量が入るタイプに買い替えました。新しいセカンド冷凍庫には、節約のために購入した23種類もの食品がぎっしり詰まっています。 

 

竹松さん 

「2年前は、小さいの(冷凍庫)でも足りていたんですけど、最近は物価が上がってきて、まとめて買いたいなというのが多くなった気がする」 

 

 帝国データバンクによると、物価高の影響で2人以上の世帯では家計の支出が増加傾向に。今後10年で、さらに3万円増えるという試算もあります。 

 

 

 都内の家電量販店では、売り場を広げるほど人気を集めています。 

 

ヨドバシカメラ 結城一文グループリーダー 

「安い時にお客様の方で購入してストックできる。ネット通販(のセール)とか、そういった部分でもやはり買いだめされていたり。最近はふるさと納税とかで利用される方も非常に多くなっている」 

 

 なかでも人気のタイプが、省エネ性能の高い冷凍庫。番組が取材したのは、青森県に住む小中学生3人の子どもがいる家庭。90リットルのセカンド冷凍庫に、20種類の食品を収納しています。 

 

 電気代は年間およそ5000円で、月に換算すると500円前後。食品を安くまとめ買いして保存できると考えれば、十分に元が取れるといいます。 

 

 他にも、リビングや寝室など、場所を選ばずに置ける静音性の高い冷凍庫や限られたスペースに置けるコンパクトなタイプも注目されています。 

 

 去年に比べて、売り上げが1.6倍に伸びたというメーカーの担当者はこう話しました。 

 

アイリスオーヤマ 管理本部 広報室 

高岡真央サブリーダー 

「設置面積にお困りの声は本当に非常に多いので、スペースパフォーマンスの高い商品というのは求められる。限られたキッチンスペースを有効活用できるような“スペパ”の高い商品というのが非常に好調」 

 

(「グッド!モーニング」2025年9月23日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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