( 326923 )  2025/09/24 06:39:47  
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写真:Motor-Fan 

 

夏の渋滞路というのは、意外とクルマのトラブルが起こりやすい。そこでいまいちど考えておきたいのが停止表示器材と非常信号用具だ。道路交通法で規定されている『停止表示器材』としては三角表示板、道路運送車両法で規定されている『非常信号用具』としては発炎筒、というのが昭和からの常識だったが、現代ではその常識も変わってきている。いずれもLEDを使った灯火式のものを使えば、より便利だったりコンパクトだったり、メリットが大きいのだ。 

 

写真:Motor-Fan 

 

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『停止表示器材』は、法律で携行を義務付けているものではないが、高速道路上で故障などにより車両を停止させたときには法律で“表示”が義務付けられている。以前は三角表示板が一般的だったが、三角表示板はかさばる。そこで、エーモンが2022年に、LEDを使用して、道路交通法施行規則にも適合する停止表示器材『パープルセーバー』を発売した。 

 

このパープルセーバーはドアポケットに収納できるくらいコンパクトで好評を博し、2024年にマイナーチェンジを受け、光が届く距離を伸ばすとともに、連続使用時間や耐久性を向上させた。この標準モデルのほかに、バイク用やトラック/バス/ワンボックスなど、背の高いクルマ用のモデルもあり、幅広い車両で使える。 

 

写真:Motor-Fan 

 

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もうひとつの『非常信号用具』は、通常助手席の足元に設置されているもので、純正なら発炎筒の場合が多い。これは法律で車載が義務付けられているアイテムだ。しかし、発炎筒というのは燃焼を伴うものであり、若干危険も伴うし、煙も出す。5分間くらいしか使えないし、製造から4年が使用期限だ。 

 

ところがエーモンが発売しているLEDの非常信号灯なら、保安基準に適合しているのはもちろん、炎も煙も出ないし、使い方は簡単だし、電池が新品なら約8時間も連続使用できる。電池は定期的に交換してやる必要があるが、本体の使用期限はない。また、懐中電灯を備えているモデルもあって便利だ。 

 

故障や事故は予期できない。そんな非常事態にも自分や家族や愛車を守るために、備えておくことをおススメしたいアイテムだ。 

 

MotorFan/CarGoodsMagazine 

 

 

 
 

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