( 327003 )  2025/09/25 03:16:31  
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蓮舫氏(2025年7月撮影) 

 

 立憲民主党の蓮舫氏(57)が24日、X(旧ツイッター)を更新。自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補した高市早苗・前経済安保担当相(64)の発言に疑問を呈した。 

 

 高市氏は総裁選告示日の22日に行われた立会演説会で、出身地である奈良県の奈良公園における鹿に対する暴行問題に言及。「奈良の鹿を足で蹴り上げるとんでもない人がいる。日本人が大切にしている鹿を痛めつける」と、外国人観光客の鹿への対応などをめぐり、物議を醸すような動画が拡散されたことを念頭に述べ、「(日本では)古いものが大切にされているが、日本人の気持ちを踏みにじって喜ぶ人が外国から来るなら、何かをしなければならない」と、くぎをさした上で「日本をかけがえのない国にしてきた伝統を守るため、身体を張る」とも語り、政策の1つとして、外国人問題に的確に対応する考えを示した。 

 

 蓮舫氏はこの発言を取り上げた記事を引用し、「鹿への暴力行為は外国人のみならず日本人でも許してはいけません。外国人、しかも今は削除されているSNS映像が根拠とされたお話を自民党総裁候補が口にされたことに極めて違和感を覚えました。かつ、総裁にならずとも対応すべき案件です。どなたが総裁になっても」と指摘し、「私は国会質問に備えます」とつづった。 

 

 続く投稿では「観光政策で言えばオーバーツーリズム、外国人観光客のマナーの問題にどう対策をするのか。動物関連で言えば県境を超えた熊への対策は急務です」と言及。「特定地域の鹿、外国人に焦点を当てるのではなく、日本全体の政治課題を語って欲しいと思います。与野党の枠を超えて政策実現できる主張を期待します」と思いをつづった。 

 

 

 
 

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