( 327431 )  2025/09/26 06:58:57  
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9月23日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」で、自民党総裁選の候補討論会が行われ、大越健介キャスターの司会が「偏向的」とされSNSで批判が殺到した。

特に高市早苗氏への扱いが厳しく、小泉進次郎氏の発言を優先する姿勢が目立ったことが問題視された。

大越キャスターは元NHKの記者で、これまでにも発言制止などのトラブルがあった。

視聴者からは不平等な司会とする意見が多く寄せられる一方で、彼の立ち位置を評価する意見もある。

今回の討論会では公平性が求められる報道番組の難しさが浮き彫りになった。

(要約)

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『報ステ』に移った大越健介キャスター(2010年撮影) 

 

 9月23日に放送されたテレビ朝日系「報道ステーション」での自民党総裁選の候補討論会。メインMCの大越健介キャスターの司会が“偏向的だ”とSNSで大炎上している。 

 

「X上では同討論会の切り取り動画が共有され物議を醸しています。大越アナが高市早苗さんの発言を遮って小泉進次郎さんに話を振ったり、高市さんが話し終わる直前に《発言時間をもっときゅっとしていただけると》とジェスチャーしながら短く話すよう促す様子などがうつされており、“高市下げ、小泉上げ”の様子だったと批判する声が多いです。 

 

 たしかに、番組全体を通じても高市さんへのあたりが強く、小泉さんの言葉を引き出すことを重視していた印象はありますね」(社会部記者) 

 

 大越キャスターは元NHK放送総局報道局政治部記者。20年近く政治記者として活動し、2010年3月から『ニュースウオッチ9』のメインキャスターに就任して5年間司会を務めた。その後、『サンデースポーツ2020』や『NHKスペシャル』のキャスターを歴任、2021年に定年退職後、テレビ朝日と契約して『報道ステーション』メインキャスターとなった経歴を持つ。 

 

「2022年6月16日には、『報ステ』でおこなわれた党首会談で当時NHK党の党首だった立花孝志さんの発言を制止して揉め、損害賠償請求を起こされたこともあります。この件は2023年8月31日、東京地裁で立花さんの請求棄却で終わりました。今年7月20日の参院選挙では参政党の神谷宗幣代表と激論をかわし“ほぼ喧嘩”と話題になりました」(前出・記者) 

 

 X上では大越キャスターを激しく非難するポストが多数投稿されている。 

 

《大越アナ、不平等な司会だよ。恥ずかしい人だ、この人は!》 

 

《ちゃんと話聞けよ。アナウンサーの資格なし。即やめるべき》 

 

 一方で《大越健介をリベラルとは人の捉え方っていろいろだね。安全運転し過ぎで、どちらかと言うと体制側の印象だけどね。色を出さない人だと思うよ!!》という意見も。 

 

「そもそも、今回意図的に高市氏に“塩対応”をしたのかはわかりません。というのも、各種報道ですでに小泉氏が圧倒的に優勢であると報じられています。となると、どうしても“次期総裁”の言葉を多く引き出したいと考え小泉氏のことをことさら“重視”してしまったのかもしれません。とはいえ、まだ結果は出ていないわけですから、とくに高市氏を支持する人からすれば、腹の立つ展開だったでしょうね。一定程度の公平さが求められる報道番組の難しさが露呈した形です」(前出・記者) 

 

 小泉氏の“失言”を引き出すトラップだったりしてーー。 

 

 

 
 

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