社会学者の古市憲寿氏が、自民党総裁選に立候補している小泉進次郎農相の陣営に対する「ステルスマーケティング（ステマ）」疑惑について意見を述べた。

報道によると、小泉氏陣営が「ニコニコ動画」にやらせコメントを依頼していたという。

古市氏は、この件を引き合いに出しつつ、「陣営の下っ端が余計なことをしたのでは」と指摘し、高市早苗氏よりはマシだとコメントした。

（要約）

古市憲寿氏のインスタグラムから 

　社会学者の古市憲寿氏が26日、X（旧ツイッター）を更新。自民党総裁選（10月4日投開票）に立候補している小泉進次郎農相（44）陣営の「ステルスマーケティング（ステマ）」疑惑報道をめぐり、私見をつづった。 

　この件をめぐっては、小泉氏陣営の議員の事務所が、「ニコニコ動画」に小泉氏を称賛するコメントを書いて欲しいとして参考例文を示して関係者に「やらせコメント」を依頼していたなどと25日発売の「週刊文春」が報道。 

　古市氏はこの件について伝えた一部メディアの記事を添付。「陣営の下っ端が、張り切って余計なことをしちゃったのかな」と記した。その上で「まあでも、総務大臣時代に、テレビの『停波』の可能性にまで言及した高市早苗さんよりはマシだと思うけど」と、同じく総裁選に立候補した高市早苗・前経済安保担当相（64）の名前を出しつつ、述べた。