( 327641 )  2025/09/27 06:42:04  
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会計検査院の調査によれば、政府が国連などの国際機関に対して必要性を確認せずに4530億円以上の拠出金を出していたケースが123件あったことが明らかになりました。

これは主に新型コロナウイルスやウクライナ情勢に関連する人道支援における活動資金として拠出されたもので、15の府省庁が資金の余剰を正確に把握せずに追加の拠出を行っていたとのこと。

また、厚生労働省は新型コロナウイルス関連の拠出金の使い道を国内ワクチン購入から途上国支援に変更しましたが、これを公表していなかったと指摘されています。

会計検査院は、拠出金の適切な管理と情報開示の重要性を強調しています。

(要約)

( 327643 )  2025/09/27 06:42:04  
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"必要性確認しないまま国際機関に4530億円を拠出 会計検査院が指摘" 

 

国連など国際機関への政府の拠出金について必要性を確かめないまま資金が出されていたケースが123件、4530億円以上に上ることが会計検査院の調査で分かりました。 

 

 国の省庁は新型コロナウイルスの感染拡大防止やウクライナ情勢を受けた人道支援など国際的な課題に対応するための活動資金として国際機関に対して毎年、拠出金を出しています。 

 

 会計検査院によりますと、2018年から2023年にかけて123件の拠出金について、管理する15府省庁は資金が余っているかを十分に把握せずに追加の拠出を行ったということです。 

 

 追加分は合わせて4530億円以上に上ります。 

 

 また、厚生労働省は新型コロナウイルス感染症についての拠出金の使い道を国内用ワクチンの購入から途上国のワクチン購入支援に変更していましたが、公表していませんでした。 

 

 会計検査院は拠出金の適切な把握や確実な情報開示を行うべきと指摘しています。 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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