( 327656 )  2025/09/27 06:59:18  
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農林水産省は、15~21日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が4246円で、前週より29円下落したと発表しました。

新米を含む銘柄米は4377円で、販売割合が75%に減少しました。

安価な政府備蓄米の販売増加が価格を押し下げたと考えられています。

農林水産大臣の小泉氏は、依然として高価格であることに言及し、価格の安定化を求める姿勢を示しました。

別の調査では、ドラッグストアとスーパーでの価格に違いが見られました。

(要約)

( 327658 )  2025/09/27 06:59:18  
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東京都内の米穀店=7月9日(AFP時事) 

 

 農林水産省は26日、全国のスーパー約1000店舗で15~21日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が前週より29円安い4246円だったと発表した。 

 

 4000円台の高値水準は3週連続だが、小幅ながら4週ぶりに下落に転じた。 

 

 このうち、新米を含む銘柄米は24円高い4377円。ただ、販売数量全体に占める割合は75%と3ポイント低下した。より安価な随意契約の政府備蓄米の販売が全国で約1200トン増えたことなどが、平均価格を押し下げたとみられる。 

 

 農水省で記者団の取材に応じた小泉進次郎農林水産相は、「まだ昨年と比べれば高い」として「(価格を)より安定化させていく努力は、なお求められている」と述べた。また、24日時点で7.6万トンの政府備蓄米の引き渡しが完了しておらず、早期に流通させる考えを示した。 

 

 ドラッグストアなどの小売店約6000店を対象とした別の調査では、コメ5キロ当たりの平均価格は前週比9円高い4052円、スーパー約1200店の調査では285円安い3590円。調査によって価格差が生じているが、小泉氏は「今ちょうど過渡期の状況なので、引き続きよく見たい」と語った。  

 

 

 
 

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