( 327698 ) 2025/09/28 02:58:55 0 00 前橋市の小川晶市長(42)が既婚の男性職員と10回以上ホテルに行っていた問題で、小川市長は26日の市議会本会議で改めて陳謝した。一方、非公開で行われた市議への説明では、続投に意欲を示した。市議会は説明が不十分として、29日までに市長への意見や質問を会派ごとにまとめる。
議場で謝罪する小川市長(26日、前橋市で)
定例会最終日の26日、小川氏は「市民の皆様に多大なるご迷惑をおかけしていることを、深くおわび申し上げます」と議場で頭を下げた。その後、全38市議への説明を5分強、非公開で行い、報道陣の前に姿を見せたが質問は受けなかった。
出席した複数の市議によると、小川氏は問題を説明し、「しっかりと反省し、今まで以上に市民のために力を尽くしていきたい」と続投の姿勢を見せた。また、対外的な公務は当面見合わせる意向を示したという。
富田公隆議長は報道陣に対し、「行政のトップとして説明責任がある。しっかり自分から発信してもらいたい」と述べた。
前橋市大手町の無職男性(72)は「ホテルに行って何もないなんて誰も納得しない。自ら責任を取るしかないのではないか」と批判。一方、前橋市、主婦(63)は「子育て支援策などやってきた政策は評価されていると思う。残念でショックだ」と話した。
山本知事は26日の定例記者会見で、「市政が停滞し、議会との関係も緊張する」と述べ、「(小川氏の)責任は大きい」と指摘した。 市役所への苦情は26日も続き、市によると、25、26日で計約2000件の苦情や無言電話が来たという。
市議会定例会は、市債発行額の減少に伴い、1億1414万円を減額する今年度一般会計補正予算案など35議案を可決・同意して26日に閉会した。
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