DeNAは巨人との試合で最大5点のリードを守れず、逆転負けを喫した。

初回に2点を先制し、2回には桑原の2ラン、3回には佐野のソロでリードを広げた。

先発・ジャクソンは6回を1失点で抑えるが、7回に交代後、リリーフ陣が崩れて逆転を許す。

最終的に9回に巨人に5点を奪われ、試合は8-9で終わった。

この敗戦により、DeNAは3連勝が止まり、2位確定を逃した。

（要約）

DeNA・三浦大輔監督 

■プロ野球　DeNA8ー9巨人　（27日　横浜スタジアム） 

DeNAは巨人との最終戦で最大5点のリードを守り切れず逆転負け。3連勝で止まり2位を確定できなかった。打線は初回、ビシエドの犠飛と松尾の適時打で2点を先制。2回に桑原の6号2ラン、3回に佐野の14号ソロ、4回には桑原の適時打と着実に加点する。先発・ジャクソンは3回にキャベッジに17号ソロを浴びるも6回5安打1失点で降板。7回に宮城が異変を訴えて降板後、佐々木と入江は連続押し出し四球し3失点。8回を森原が3人で抑えると8回に蝦名の7号2ランで4点差に広げる。だが9回を伊勢が岡本、中山、佐々木に適時打を許し5失点で逆転された。 

先発・ジャクソンは今季25度目の登板、10勝7敗、防御率2.36。前回の19日・阪神戦（甲子園）は4回3安打2失点で負け投手。巨人戦は今季8度目、2勝4敗、防御率2.53だった。 

ジャクソンは1回、丸を左飛、キャベッジを三邪飛、泉口を中飛に打ち取る立ち上がり。 

野手オーダーはオースティンが登録抹消。蝦名と桑原の1、2番、クリーンナップは筒香、ビシエド、佐野で組み松尾が6番、石上が7番ショート、林が8番セカンドに入った。 

巨人の先発・グリフィンに1回、蝦名が30試合連続出塁の右安打、桑原は三ゴロ、筒香が二内安打で1死一・三塁とするとビシエドがセンターへ犠飛を放つ。さらに佐野が四球、2死一・二塁から松尾がレフト前に運び、2ー0とした。 

ジャクソンは2回、岡本に二内安打、岸田に四球で無死一・二塁もリチャードを三邪飛、中山を右飛、浦田を遊飛に抑える。2回の攻撃は2死から蝦名が四球、桑原がレフトスタンドへ6号2ランを放り込み、4ー0とした。 

ジャクソンは3回2死からキャベッジにライトスタンドへ17号ソロを運ばれ、4ー1となる。だが3回の攻撃で巨人2番手・西舘に1死から佐野がライトスタンドへ14号ソロを突き刺し、5ー1とする。 

ジャクソンは4回、先頭・岡本にツーベースも小林を遊ゴロ、リチャードを一飛、中山を一ゴロに打ち取った。4回の攻撃も蝦名が右中間へツーベース、桑原がライトへ飛ばし、6ー1とリードを広げる。 

ジャクソンは5回2死から丸に四球、キャベッジにライトへツーベースで二・三塁も泉口を空振り三振に斬った。ジャクソンは6回、岡本に左安打も小林を二ゴロ併殺打、リチャードを空振り三振に抑える。 

ジャクソンは6回を108球、5安打、2四球、5奪三振の1失点（自責1）で降板。 

7回、2番手・宮城が中山を空振り三振、浦田に四球を与え異変を訴えて降板。代わった佐々木が佐々木俊に右安打で1死一・三塁とすると代打・オコエにレフトへタイムリーを放たれ、6ー2となる。続くキャベッジに一内安打で1死満塁となり佐々木は降板。 

代わった4番手・入江は泉口に押し出し四球で、6ー3となる。なお1死満塁で岡本にも押し出し四球で6ー4、だが小林を二飛、リチャードを空振り三振で危機を凌いだ。 

8回、5番手・森原が中山を左飛、浦田を一ゴロ、佐々木を一ゴロに打ち取った。8回の攻撃で代打・フォードが右安打、蝦名が逆方向のライトスタンドへ7号2ランを放り込み、8ー4とした。 

9回、6番手・伊勢が1死からキャベッジと泉口に連打され1死二・三塁とし岡本に2点タイムリーをレフトへ打たれ、6ー8となる。代打・大城卓に四球で1死一・二塁、リチャードを空振り三振も中山にタイムリーを浴びて7ー8に。代打・坂本に四球で2死満塁から佐々木にライトへ2点タイムリーを弾き返され、8ー9と逆転された。 

9回の攻撃は守護神・マルティネスから2死から石上がツーベースも代打・山本は空振り三振に倒れ試合終了。