( 328213 )  2025/09/30 03:48:10  
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9月24日、報道を受け記者会見で釈明した小川晶・前橋市長 

 

「男女の関係はなかったが、誤解を招く軽率な行動だった」 

 

こう記者会見で陳謝したのは、小川晶・前橋市長(42)だ。 

 

発端は9月24日に、「NEWSポストセブン」が、今年7月から9月にかけ、同市職員の既婚男性と2人でラブホテルを10回以上にわたって訪れていた“疑惑”を報じたことだった。 

 

「小川市長は面会の事実などを認めるも、『公務やプライベートの悩みを相談したり、打ち合わせのためにホテルを利用した』などと説明。 

 

しかし群馬県内に大雨が降り、危機管理上のリスクが高い日にも面会していた事実もあって、たとえ市長が未婚でも納得が得られるわけがなく、猛烈な批判が広がっています」(地元紙記者) 

 

弁護士だった小川市長は、’11年、28歳のころに群馬県議に。昨年2月に野党各党の支援を受け市長選に出馬、自公系の現職を破って初当選した。前橋市初の女性市長として、市民の期待も大きかったのだが……。 

 

「前橋市は県内でも子育て支援の取り組みが足りないと市民から長年批判されていて、小川市長はこの現状の打開を訴えて当選したのです。しかし就任後、新聞のインタビューで保育料無償化について『財政的に見直しが必要』とトーンダウン。またそのころに掲げた、こども家庭庁からの副市長派遣も実現していません。 

 

選挙戦では“子育て世代と向き合う”と主張していただけに、残念がる女性市民が増え続けていた状況でした」(前出・地元紙記者) 

 

政策の軌道修正で「ママ層」総スカン……。孤独を感じているかのような様子を、前出の記者は感じ取ったという。 

 

「地域のイベントでは、市民や職員とも話さず、登壇して挨拶するまでボーっと立ったままで、周囲から浮いている場面がたびたびあったのです。ただ以前から、“飲み会の付き合いがいい”と地元の男性の関係者の間では評判でした。“晶ちゃんが市長になったから取材しやすくなった”と喜んでいた記者もいたほどだったのです」 

 

また地元政界関係者は、小川市長の男性へ対する言動や態度について、こう明かす。 

 

「お酒が飲めないのに、自分から誘って県や市の男性関係者らと飲みに行くんです。『相談したい』と誘うことが多かったですね。彼女は愛嬌もあるし、みんな無下にもできないというか……。 

 

ある選挙戦中、有力者の隣に座り、耳元で『次は私の選挙をお願いします』と言って、周囲を驚かせたこともありました。 

 

手を握ったり、膝に手を置いたりするようなボディタッチはしょっちゅうでしたし、人前でもよく困った表情で涙を見せていて……。ずっとそう接してきたからなのか、県議時代から男性との浮いた話がよく囁かれていて、支援者の間でも心配されていたのです」 

 

殺し文句は「相談したい」――。“おじ転がし”で市長の地位をつかんだ小川市長は、その座から転げ落ちる危機に立たされている。 

 

「女性自身」2025年10月14日号 

 

 

 
 

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