( 328268 ) 2025/09/30 04:52:39 0 00 小泉進次郎氏(資料写真)
自民党総裁選の投開票日(10月4日)まで1週間を切った29日、報道各社の情勢調査がほぼ出そろった。小泉進次郎農相(衆院11区)と高市早苗前経済安全保障担当相が首位を巡ってしのぎを削り、林芳正官房長官が追う展開-との見立てが大勢だ。議員票獲得では小泉氏、党員・党友票(地方票)では高市氏がそれぞれリードしているとみられるという。
総裁選には茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保相も含め合計5人が出馬。小泉、高市氏以外の3人も一定の得票が見込まれている。1回目の投票で過半数を得る候補は出ない見通しで、上位2人による決選投票の可能性が濃厚となっている。
今回の総裁選では議員票と党員票295ずつ、合計590票を争う。各社の調査結果を総合すると、議員票では前回トップ(75票)だった小泉氏が80票近くを固め、50票前後の林氏、40票前後の高市氏が続いている。茂木、小林氏は30票前後。50人前後の議員が未定もしくは態度を明らかにしていない。
小泉氏が議員票で優位に立つのは、前回総裁選では候補として対決した加藤勝信財務相、河野太郎前デジタル相(15区)を陣営に加え、支持議員の裾野を広げたことなどが背景だ。動画投稿サイトで好意的なコメント投稿を要請した問題の影響は「感じられない」(小泉陣営関係者)としている。
神奈川新聞社
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