( 328448 )  2025/10/01 04:18:45  
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トラブルについて謝罪したが…(外国人男性の動画配信から) 

 

 電車内で注意してきた乗客を突き飛ばす動画に批判が相次いでいる外国人配信者が2025年9月30日、新たな動画をYouTubeに投稿した。コメント欄では、「ふざけるな」「絶対に来ないで」などの批判が続出している。 

 

■外国人配信者、「日本に帰ります...JP」と題する動画を投稿 

 

 スペイン語を話すこの男性は、世界的に人気を集める漫画「ワンピース」の主人公・ルフィに扮し、赤色のシャツを着て麦わら帽子を被っている。SNS上で批判が出た複数の動画の切り抜きでも同様の格好をしている。 

 

 この男性による複数の迷惑行為がX上で波紋を広げたのは9月23日ごろからだ。特に問題視されたのは、男性がほかの乗客を突き飛ばす映像だった。一部のシーンを切り抜いた動画がX上で拡散し、批判の声が相次いだ。 

 

 この動画によれば、男性が電車内の優先席に座りながらライブ配信を行っていると、ほかの乗客から「うるさいよ」と注意を受けた。それでも継続した男性は、ふたたび「うるさいって言ってるんだよ」と言われたが、配信を止めなかった。そして最後に、小突きながら注意してきたこの乗客を突き飛ばしていた。 

 

 このトラブルについて、男性は25日に謝罪動画をYouTubeにアップしたが、表面的な謝罪だとして批判が強まった。さらに26日にも、全面的に謝罪する動画を投稿。「私にはただの知性が欠けていました。私は愚か者で、頭が悪かったのです」とし、「彼(編注:乗客)と話をして起きたことを謝罪するため、日本へ行きたい」などと述べていた。 

 

 JR九州の広報部は9月29日、J-CASTニュースの取材に経緯を答えている。 

 

 広報部によれば、佐賀県鳥栖市内のJR鹿児島本線・鳥栖駅で停車していた博多駅行き最終の普通列車内で、22日23時30分ごろにトラブルを確認。 

 

 日本人乗客から「外国人から押し倒された。暴行を受けた」と車掌に申告があり、車掌がJRに報告して駅員も応援に駆け付けた。しかし、男性は、「Sorry」「No」と繰り返すばかりで、英語でのコミュニケーションが難しかったという。 

 

 乗客は、「列車を遅らせなくていい。警察も呼ばなくていい」と話したため、通報はしなかった。お互いを離すため、男性には、最後方の車両に移動してもらい、列車は5分遅れて出発したとしている。 

 

 日本人からの批判の声が強まる中、男性は30日、新たな動画をYouTubeに投稿。「日本に帰ります...JP」と題するもので、償いをするつもりで日本に行くなどと話していた。コメント欄では、「絶対に許さない」「最悪だ。どういう神経してるんだ」「ふざけるな」などと批判が相次いでいる。 

 

 

 
 

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