( 328511 )  2025/10/01 05:32:32  
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日本国際博覧会協会は記者会見で、未利用入場券の当日券への交換が限られていることについて、増やすことが難しいという見解を示しました。

万博会場は終盤を迎えており、来場者数は連日20万人を超え、予約枠もほぼ埋まっています。

高科淳副事務総長は、安全を考慮して限界の枠で運用していると説明し、入場や券交換のために長時間並ぶことは避けるよう呼びかけました。

(要約)

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会見に臨む日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長=30日午後、大阪市此花区(柿平博文撮影) 

 

日本国際博覧会協会(万博協会)は30日の記者会見で、会場東ゲート前で実施している未利用入場券の当日券への交換が1日あたり数百枚程度に留まることについて「現在の枠を大きく超えて増やすのは非常に難しい」との認識を示した。 

 

万博会場は会期終盤を迎えて連日20万人超が訪れ、閉幕日の10月13日までほぼ全ての来場予約枠が埋まっている。万博協会は9月30日に入場券の販売を終了し、同月27日から未利用入場券の当日券への交換を開始している。 

 

協会の高科淳副事務総長は会見で、当日券の交換枠が限られる理由について「できるだけ多くの人に入っていただきたいが、会場内で安全に過ごしていただけるよう、ぎりぎりのラインを決めて運用している」と説明。2日前の朝に行われる西ゲート予約枠の開放など、最新の状況を確認してほしいとした。 

 

その上で、入場や券交換のため徹夜や早朝から並ぶことについては「警備員の配置が難しく、何かあっても診療所も開いていない。ぜひお控えいただきたい」と呼びかけた。 

 

 

 
 

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