( 328601 )  2025/10/01 06:59:07  
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巨人の田中将大投手が9月30日の中日戦で先発し、6回2失点で今季3勝目を挙げ、日米通算200勝を達成した。

田中は初回に3点の援護を受け、無失点の立ち上がりを見せたが、3回に1本ホームランを浴びた。

しかし、その後は立ち直り、最終的に85球を投げて4奪三振を記録。

勝利が決まった後は笑顔でガッツポーズをし、チームメートとハグを交わした。

8月のヤクルト戦以来の勝利であり、これでメジャー78勝、NPB121勝を達成。

巨人は既にクライマックスシリーズ進出を決めており、この日は田中にとって重要な試合であった。

(要約)

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試合後、ファンに手を振る巨人・田中将大【写真:加治屋友輝】 

 

■巨人 4ー2 中日(30日・東京ドーム) 

 

 巨人の田中将大投手が30日、本拠地での中日戦に先発。6回2失点の好投で今季3勝目を挙げ、王手をかけてから4度目の挑戦で日米通算200勝の大記録を達成した。勝利が決まると笑顔でガッツポーズを見せ、幼馴染であるチームメートの坂本勇人内野手から花束が手渡された。 

 

 初回に3点の援護をもらうと、2回まで無失点と快調な立ち上がりを見せた。3回に細川に右中間へ20号2ランを浴びて1点差とされたが、その後は立ち直り、5回を投げ抜いて勝利投手の権利を得た後も続投。6回を3者凡退に仕留めると、ベンチに戻って阿部慎之助監督とグータッチを交わし、笑顔を見せた。今季最長タイの6回85球を投げ、4奪三振、4安打2四球2失点という見事な内容だった。 

 

 7回からは田中将に勝利を届けるため4人が継投。再三にわたり得点圏に走者を抱えるも、守護神のマルティネスが8回途中から回跨ぎで投げる執念の継投で失点を許さず、9回2死で辻本を空振り三振に仕留めると、田中将もベンチで笑顔を見せて両手でガッツポーズ。グラウンドに出てファンの大歓声に応えると、坂本とハグを交わした。 

 

 2021年に楽天に復帰し、3年間で計20勝を挙げるも、昨季はわずか1登板で未勝利に終わり、オフに退団。巨人に入団した今季は、試合前時点で9試合に先発登板。2勝4敗、防御率5.31としていた。 

 

 8月21日のヤクルト戦で今季2勝目を挙げ、日米通算200勝に王手をかけたが、それ以降は3連敗を喫して足踏みが続いた。前回登板となった9月21日の中日戦では、5回1/3を5失点と踏ん張りきれなかった。 

 

 日米通算200勝を達成したのは過去にダルビッシュ有、黒田博樹、野茂英雄の3人。田中将はここまでメジャーで78勝、NPBで121勝をマークしてきた。 

 

 既に3位でクライマックスシリーズ進出を決めている巨人は、10月1日の中日戦でレギュラーシーズンの143試合を終える。この日が今季中の日米通算200勝達成に向け、実質的なラストチャンスだったが、見事に結果を出した。 

 

Full-Count編集部 

 

 

 
 

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