( 328646 )  2025/10/02 02:53:49  
00

自民党総裁選に関する情勢調査によると、小泉進次郎(農林水産相)が国会議員票でリードしており、高市早苗(前経済安全保障担当相)と林芳正(官房長官)が追っています。

党員票でも高市と小泉が先行している様子です。

1回目の投票ではいずれの候補も過半数に達せず、決選投票が予想されています。

小泉氏は広範な支持を受けており、林氏は旧岸田派らの支持を得ているが、高市氏は伸び悩んでいます。

党員票は3日に締め切られ、情勢は流動的です。

小泉氏に対する「やらせ」コメントの依頼についての批判も影響する可能性があります。

(要約)

( 328648 )  2025/10/02 02:53:49  
00

(写真左から)小泉進次郎農林水産相、高市早苗前経済安全保障担当相、林芳正官房長官 

 

 自民党総裁選(4日投開票)について、時事通信は終盤情勢を探った。 

 

 国会議員票は小泉進次郎農林水産相(44)がリードを保ち、林芳正官房長官(64)、高市早苗前経済安全保障担当相(64)が追う。党員・党友票は高市、小泉両氏が先行しているもようだ。1回目の投票では5候補のいずれも過半数に達せず、上位2人の決選投票に進む公算が大きい。 

 

 総裁選は295人の国会議員票と同数の党員票の計590票で争う。決選投票の党員票は47票に圧縮され、2候補のうち得票数が多かった方が各都道府県連の1票を得る。 

 

 調査は1日までに、取材やアンケートで実施。議員60人強が態度を明らかにしておらず、情勢はなお流動的だ。 

 

 議員票では、小泉氏に対する支持が麻生派や旧安倍派、無派閥を問わず横断的に広がり、70人超を固めた。陣営によると、1日の選対会合には代理を含め96人が参加したという。 

 

 林氏は50人台半ば。座長を務めた旧岸田派と、5回当選した参院が中心だ。石破政権の継承を掲げ、岩屋毅外相ら複数の閣僚の支援も受ける。陣営幹部は「60人を超える」と自信を示す。高市氏は保守系を中心に40人台に達したが、伸びを欠いている。 

 

 小林鷹之元経済安保相(50)、茂木敏充前幹事長(69)はそれぞれ30人程度にとどまっている。 

 

 一方、党員票については、高市、小泉両氏がそれぞれ3割程度を獲得し、林氏が続くとの見方が多い。国会議員票と合わせると、現時点で小泉氏が決選投票に最も近く、高市、林両氏がしのぎを削る。ただ、小泉氏の陣営が「やらせ」コメント投稿を依頼したことへの批判がくすぶっており、情勢に影響する可能性がある。 

 

 党員票は3日に締め切られる。5陣営は投開票に向け、態度を決めていない議員への働き掛けを強める方針だ。  

 

 

 
 

IMAGE