( 328748 ) 2025/10/02 04:50:31 0 00 小泉進次郎農水相
自民党総裁選(10月4日投開票)に立候補した小泉進次郎農相(44)が1日、自身のX(旧ツイッター)を通じ、地元神奈川県の自民党員の党籍を巡る9月30日の文春オンライン報道に抗議した。
「2025年9月30日夜配信の週刊文春オンラインの報道について」と題した長文を掲載。神奈川第9選挙区の自民党支部で、党員826人が自らの意思と関係なく離党扱いされていたことを伝えた記事について、「事実に反する内容を印象付けるもので、自民党総裁選に不当な影響を与えかねない記事であり極めて遺憾です」と強く抗議した。
報道事実については「今回初めて知ったところであり、全く関知しておりません」と説明。「本件は、衆議院総選挙後の本年6月に自民党神奈川県第9選挙区支部において、支部長の衆院選落選に関連して起こったもの」とし、「これ自体参議院選挙以前の話であり、参院選の敗北等に伴う総裁選挙の開催に関連しようがない出来事です」と、総裁選との関連を否定した。
記事について「あたかも、総裁選挙が行われることを前提として、自らに有利になるように私や私の関係者が何らかの動きをしたかのように印象づける内容」と指摘。「著しく事実に反します」と続けた。
党籍を巡る問題については「神奈川県連において、今後、調査し、適切に対処してまいります」と約束した。
総裁選まっただ中の報道とあって、小泉氏は「自民党総裁選挙の最中に、このようなそもそも私の関知しない事実を、あたかも総裁選のために私や私の関係者が行ったかのように強引に結びつけた記事を掲載することは、選挙に不当な影響を与えかねない不適切な報道であると言わざるをえません」と指摘。「このような事実に反する報道に対し、私の代理人である弁護士とも相談の上、強く抗議するとともに記事の訂正を求めて参ります」とした。
全文は以下の通り。
報道各位
2025年9月30日夜配信の週刊文春オンラインの報道について
2025年9月30日夜に配信された週刊文春オンラインの記事は、事実に反する内容を印象付けるもので、自民党総裁選に不当な影響を与えかねない記事であり極めて遺憾です。
そもそも私は、自民党神奈川県第9選挙区支部において起こった出来事については、今回初めて知ったところであり、全く関知しておりません。
しかも、本件は、衆議院総選挙後の本年6月に自民党神奈川県第9選挙区支部において、支部長の衆院選落選に関連して起こったものです。これ自体参議院選挙以前の話であり、参院選の敗北等に伴う総裁選挙の開催に関連しようがない出来事です。
にもかかわらず、当該記事は、あたかも、総裁選挙が行われることを前提として、自らに有利になるように私や私の関係者が何らかの動きをしたかのように印象づける内容となっており、著しく事実に反します。
なお、6月時点の神奈川県第9選挙区支部の手続きが適切なものであったかどうかについては、神奈川県連において、今後、調査し、適切に対処してまいります。
また、当該記事の前段に言及されている参議院議員との懇親会についても、参議院選挙の慰労が目的であり、あたかも石破総理の退陣を前提として、次を意識して総裁選挙の準備を行っていたかのような内容は全くの事実誤認です。
自民党総裁選挙の最中に、このようなそもそも私の関知しない事実を、あたかも総裁選のために私や私の関係者が行ったかのように強引に結びつけた記事を掲載することは、選挙に不当な影響を与えかねない不適切な報道であると言わざるをえません。このような事実に反する報道に対し、私の代理人である弁護士とも相談の上、強く抗議するとともに記事の訂正を求めて参ります。
衆議院議員 小泉進次郎
|
![]() |