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9月30日、百田尚樹日本保守党代表がYouTube番組で群馬・前橋市長の小川晶氏の“ラブホ通い”スキャンダルについて語り、その中での発言が女性蔑視と受け取られ、波紋を呼んでいる。

小川氏は妻帯者の市職員とラブホテルに訪れていたが、関係を否定している。

百田氏は「辞めなければならない規約はない」と強調する一方、発言の中で女性へのセクハラについての認識が不適切とされ、批判が噴出。

彼は過去にも女性蔑視の発言で問題視されており、国会議員としての自覚が求められている状況にある。

(要約)

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(写真:時事通信) 

 

9月30日、日本保守党の百田尚樹代表(69)が、自ら運営するYouTubeの生配信番組「ニュースあさ8時!」に出演。連日ワイドショーを賑わせている群馬・前橋市長の小川晶氏(42)の“ラブホ通い”スキャンダルをめぐってトークを展開したのだが、そこでの“ある発言”が一部で波紋を広げている。 

 

スキャンダルを報じた「NEWSポストセブン」によると、小川氏は妻帯者の男性市職員と、今年2~9月にかけて複数回、市内のラブホテルを訪問したという。 

 

小川氏は公私の相談のためにホテルを利用したとしており、男女の関係は否定。10月2日に行われた報道陣の取材では、相手男性について「希望降任制度」に基づいた人事異動が行われたと説明したが、自身の進退については明言を避けている。 

 

そんな小川氏に“責任を取るべき”という声も世間では巻き起こる中、百田氏は番組で「別にラブホテル行ったからといって、辞めなあかん規約はないと思いますけどね。(男性は妻帯者であり)あくまでも夫婦と、この市長の問題ですからね」とコメント。 

 

いっぽう、共にMCを務める党事務総長の有本香氏(63)は、「ただ、そうは言うけれど、議員同士とかとは違って、明らかに力関係として女性の方が上なわけですから」とし、小川氏と男性の立場の差を利用した可能性も指摘。百田氏は、「男女逆やったら大問題ですよ。男の市長が市役所の女子、女子社員の人妻と何度もラブホ行ったり、大騒ぎですね」と応じた。 

 

以降も、“性別の違い”に基づいた議論が展開され、百田氏は「男の市長やったらね、たまにこんなんあるんですよ。だから、女やったから目立ったところもある。ちょっと気の毒なとこもありますけどね」と話し、有本氏は「自分の権力、パワーを使って、いわゆる性的な強要、そういうことをする女もいるわけです。ただ、これがなかなか問題になりにくいんですよね」と指摘。 

 

ところが、ここで話が“脱線”する。百田氏はこう語った。 

 

「そんな女性もいると聞きます。それがね20代のピチピチで、すごい美人やったら男としてもラッキーですけど、やっぱり50、60なって、顔が“お岩さん”みたいな顔やったら、もう耐えられませんよ。きついですよ、これは」 

 

そして、こう続けた。 

 

「女性の方はね、セクハラされても目瞑っとけばええけど、男はそういうわけにはいきませんからね」 

 

これには、有本氏が「女がセクハラされて目を瞑っときゃええとか、そんな馬鹿なことあるわけないでしょ。バカなこと言うんじゃありません」と語気を強めて注意し、「そうじゃなくてね……あの、男の方は……」と弁解しようとする百田氏を制止。Xでも百田氏の発言が一部で拡散し、疑問視する声が寄せられた。 

 

《女性はセクハラされても目をつぶって我慢しろでしょうか。女性蔑視も甚だしいです》 

《百田くん コレは女性蔑視ととられるで》 

《女性を一体なんだと思ってるんでしょう》 

《こんな人が国会議員だなんて何の冗談なんだよ…》 

 

また、批判のなかには《懲りないな》という指摘も見られた。というのも、百田氏は昨年も同じ番組内での発言が物議を醸していたからだ。 

 

「百田氏は昨年11月8日の生放送で、有本氏と少子化対策について議論。そのなかで、有本氏が『子どもを産むには時間制限がある』と話したことを受け、百田氏は『小説家のSFとして考えてください』と前置きした上で、『30超えたら、子宮を摘出する、とか』と発言。百田氏はXで《あくまでSF小説としての仮定としての一例としてあげた話です。現実にはあり得ませんとも断っています》と説明したものの、SNSでは番組での百田氏の主張は“女性蔑視”だという批判が噴出していました」(WEBメディア記者) 

 

この“炎上騒動”を経て、今年7月の参院選で当選を果たした百田氏。党首として、そして国会議員としての自覚が、今まで以上に求められている。 

 

 

 
 

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