( 329351 )  2025/10/04 06:43:16  
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農林水産省は、9月22~28日に全国のスーパーで販売されたコメの平均価格が前週より35円下がり、5キログラム当たり4211円だったと発表した。

値下がりは2週連続だが、依然として高値が続いている。

一方、備蓄米を含む「ブレンド米」は3625円に下落し、新米を含む「銘柄米」は4408円に上昇した。

農水省は2025年産米の生産量が前年より56万トン増えると予測しており、マーケットの安定化が重要だと小泉農相が述べた。

(要約)

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新米などが並ぶスーパーのコメ売り場(9月19日、埼玉県草加市で) 

 

 農林水産省は3日、全国のスーパーで9月22~28日に販売されたコメの平均価格(5キロ・グラム当たり)が前週より35円安い4211円だったと発表した。値下がりは2週連続だが、依然として4000円台の高値が続いている。 

 

 農水省は全国のスーパー約1000店の購入データを基に平均価格を発表している。政府備蓄米を含む「ブレンド米」は218円安い3625円となり、2週連続の下落となった。備蓄米の販売期限延長に伴う販売数量の伸びが継続し、価格を押し下げている。 

 

 新米を含む「銘柄米」は31円高い4408円。4400円台をつけるのは約4か月ぶりだ。 

 

 農水省は2025年産米の生産量が前年から56万トン増えると見込んでいるが、小泉農相は記者団に「56万トンを超える可能性もある。マーケットの安定化に向けて、現場にしっかりと届けることが大事だ」と述べた。 

 

 

 
 

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