( 329361 )  2025/10/04 06:49:50  
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日本商工会議所の小林健会頭は、経済同友会のトップ不在問題に対し、早急に新しいリーダーを立てるよう求めた。

代表幹事の新浪氏が辞任し、今は岩井副代表がその職を代行している。

同友会は企業経営者が自由な発言をする特徴があるが、ガバナンスの問題が指摘されており、小林氏は発信力の低下を懸念している。

新浪氏の発信力には一定の評価があるものの、行動全てが正しかったわけではないとも述べた。

(要約)

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記者会見する日本商工会議所の小林健会頭=3日、東京都千代田区(佐藤克史撮影) 

 

日本商工会議所の小林健会頭は3日の記者会見で、新浪剛史氏によるサプリメントを巡る問題でトップ不在となった経済同友会について「できるだけ早くトップを据えて経済界に復帰してもらいたい」と述べた。同じ経済3団体の一角として、体制の立て直しを急ぐよう求めた。 

 

同友会では、代表幹事だった新浪氏が9月末に引責辞任。当面は岩井睦雄・筆頭副代表幹事が代表幹事の職を代行する。 

 

企業経営者らが個人資格で参加し、比較的自由に発言して、政策提言するのが同友会の特徴だが、ガバナンス(統治)不全が指摘される。小林氏は「団体としての性格を失わないようにやってもらいたい」と経済団体としての発信力低下に懸念を示した。新浪氏に関しては「全部言っていることが正しかったとは思わないが、発信力はあった」と話した。 

 

 

 
 

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