自民党の高市早苗総裁は、萩生田光一元政調会長を幹事長代行に起用する方針を進めている。

萩生田氏は旧安倍派の実力者で、裏金事件に関与した議員が含まれる中で「全員活躍」を掲げる高市氏の対応が注目されている。

萩生田氏は東京24区からの衆院議員で、これまで官房副長官や文部科学相などを歴任している。

（要約）

自民党の萩生田光一氏 

　自民党の高市早苗総裁は党役員人事で、萩生田光一元政調会長（62）を幹事長代行に起用する調整に入った。党関係者が6日明らかにした。萩生田氏は派閥裏金事件が問題になった旧安倍派の実力者「5人衆」の一人。裏金事件に関与した議員を含めて「全員活躍」を掲げる高市氏がどのように処遇するかが焦点となっていた。 

　萩生田氏は衆院東京24区選出で当選7回。官房副長官や党幹事長代行、文部科学相、経済産業相、党政調会長などを歴任している。