( 330061 )  2025/10/08 02:54:02  
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自民党の高市早苗総裁は、17~19日に靖国神社で予定されている秋季例大祭中の参拝を見送る方向で調整中であることが明らかになった。

これは、中国や韓国の反発を避けるための判断とされている。

また、外交問題を避ける必要性を強調する意見もあり、高市氏は月末のトランプ米大統領の来日やAPECに向けて、対外交渉において不必要な摩擦を避ける意向を示している。

彼女は総裁選中に、首相就任後の靖国参拝については「適時適切に判断する」と述べている。

(要約)

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自民党の臨時総務会であいさつする高市早苗総裁。左から麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長=7日午前、東京・永田町の党本部 

 

 自民党の高市早苗総裁が今月17~19日に東京・九段北の靖国神社で執り行われる秋季例大祭中の参拝を見送る方向で調整に入った。複数の関係者が7日、明らかにした。高市氏はこれまで、閣僚在任中も終戦の日や春秋の例大祭には靖国神社を参拝してきた。参拝を強行すれば、中国や韓国の強い反発を招くのは必至で、外交問題化を回避すべきだと判断した。 

 

 公明党の斉藤鉄夫代表は7日、高市氏との会談で、中国、ロシア、北朝鮮が連携を強めるなど日本を取り巻く安全保障環境が厳しくなる中「靖国参拝が外交問題になるべきではない」と伝えた。両氏は認識を共有した。 

 

 高市氏は今月27~29日で調整中のトランプ米大統領の来日を控える。月末から韓国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で中国の習近平国家主席との会談機会も探る。高市氏周辺は「首脳会談を前に火種をくすぶらせることは避けるべきだ」と語った。 

 

 高市氏は総裁選中の討論会で、首相に就任した場合に靖国神社に参拝するかどうかは「適時適切に判断する」と述べていた。 

 

 

 
 

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