( 330573 ) 2025/10/09 07:26:58 0 00 TVIテレビ岩手
8日午前、北上市の山林で損傷の激しい男性の遺体が見つかりました。遺体には複数の爪痕があり、警察は、きのこ採りに出かけ行方不明となっていた73歳の男性がクマに襲われたとみて捜査しています。
熊谷記者 「遺体が発見されたのは、あちらにある入幡ダムの北側にある林道です。胴体にはクマのような爪痕があったということです」
警察によりますと、8日午前10時ごろ、北上市和賀町岩崎新田の入畑ダム付近の北側にある山林で、頭部と胴体が離れた男性の遺体が見つかりました。
遺体の腹部には、クマのものとみられるひっかき傷が複数あり、現場付近ではクマの鳴き声やガサガサと動く音も確認されたということです。
この山林には、金ケ崎町六原の無職・照井千代美さん73歳が7日からキノコ採りに出かけていて、行方不明となっています。
警察は、8日午前7時ごろから捜索を始め、午前10時ごろ、照井さん車の近くで遺体を発見。遺体の服装の特徴が照井さんと一致し、ズボンのポケットからは、照井さんの車のものとみられる鍵が見つかっていて、警察は遺体は照井さんとみて身元の確認を急いでいます。
北上市では、ことし7月、市内和賀町山口地区で80代の女性が住宅の居間でクマに襲われ死亡しています。
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