( 330873 )  2025/10/11 03:51:08  
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公明党・斉藤鉄夫代表 

 

 NHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜・午後9時)が10日放送され、自民党の高市早苗新総裁と公明党の斉藤鉄夫代表がこの日午後、国会内で改めて会談し、連立政権を継続するかどうかを協議したものの決裂。公明の連立離脱が決まったことを冒頭で報じた。 

 

 公明は高市総裁選出を受けた連立協議を巡り、企業・団体献金の規制強化や派閥裏金事件の真相解明を求めたが溝は埋まらず、自民の不信払拭に向けた努力が不十分と判断した。政策ごとの協力は継続し、選挙協力は人物本位とする方向だ。 

 

 同番組のインタビューに答えた斉藤氏は高市氏が「一方的に離脱を伝えられた」と囲み会見で答えたことについて「今日も正直申し上げて(高市氏は)『今後、検討する。私は独裁者ではないから一人では決められない』と。でも、企業・団体献金については、自民党さんは1年前から検討する、検討する、検討するとおっしゃって全然進んでないわけです。そういう意味では今日、なんの案の提案もなく、今後、協議するというだけでは私たち、納得できない。決して一方的ではないと思います」と反論。 

 

 「小泉進次郎さん(が総裁)でも結果は同じだったか?」と問われると「小泉さんは企業・団体献金については規制強化をしていこうということでは、ある程度、共通していたと思います。(献金の)受け口を政党本部・県連組織までにしようということについては、これまで何回も小泉さんにも主張してきましたので、もともとが理解できていましたから、即ぶつけて実現しましょうと、小泉さんが新総裁だったら、そう言っていましたが…。小泉さんだったら、どうなったかは想定できません」と答えていた。 

 

報知新聞社 

 

 

 
 

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