( 331208 )  2025/10/12 05:03:13  
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 高市早苗氏 

 

 カンテレ「ドっとコネクト」が11日放送され、高市早苗総裁が4日、総裁選に選出された直後の初会見で「人数少ないですし、もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます、私私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いて参ります」と宣言し、波紋を広げていることを特集した。 

 

 2023年に多発性骨髄腫を患い、今夏の参院選に自民比例区から出馬し、落選した元経産省(旧通産省)官僚で経済評論家の岸博幸氏は「厚生労働省がへんなことばっかり言ってるから、日本の経済を悪くした。だから厚労省、反省してほしい」と訴えた。 

 

 岸氏は「高市さんの発言、問題視する必要ないと思ってて。彼女は自民党総裁として言ったんですよ。それは自分と同時に自民党の政治家にとことん働いて政策変えろ、っていうことだと思うんです。日本全体じゃなくて。もちろん過労死された方とか、ご懸念持たれるのはすごく分かります。ただ僕は、ワークライフバランスばっかやって、日本人働かないのが本当にいいの?って。ワークライフバランス重視してちゃんとバランスとるのも大事です。でもとことん働きたい人もいるわけです。それが規制で働けないっていうのは、問題」と指摘。 

 

 「働きたい人はとことん働いていい、っていう状況を作る。ワークライフバランス重視したい人は重視する。この両方が必要なのに、みんなワークライフバランスっておかしいですよ」と熱弁。次第に「マジでふざけんじゃねぇ、と思って」とヒートアップした。 

 

 この意見には神戸学院大教授の中野雅至氏が「重要です、重要です」「そんなことない」と反対意見。岸氏は「黙って、黙って、黙れコノヤロー」とコントのようなやりとりを繰り広げ、ワークライフバランスのおかげで「結果的に日本人の労働時間はヨーロッパより短いんです」などと話し、「厚労省、嫌いだ~!」と口にするなど、スタジオは荒れ模様となり、石井亮次アナウンサーも苦笑いしていた。 

 

 

 
 

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