( 124517 )  2024/01/01 13:55:52  
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JR西日本の長谷川一明社長が、大阪・関西万博会期中に混雑が予想される桜島駅について、減便することが困難との考えを示しました。

万博協会はシャトルバスを運行する予定ですが、運転士不足で安定運行が危ぶまれています。

この問題について、長谷川社長はユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの利用客もいることを指摘し、運行本数を減らすことはできないと述べました。

(要約)

( 124519 )  2024/01/01 13:55:52  
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インタビューに応じるJR西日本の長谷川一明社長=28日、大阪市内(黒川信雄撮影) 

 

2025年大阪・関西万博の会期中、来場者が集中して滞留する危険性が指摘されるJR桜島駅(大阪市此花区)をめぐり、JR西日本の長谷川一明社長が28日、産経新聞のインタビューに応じ、同市中心部と同駅を結ぶ桜島線を減便する対応は困難との考えを示した。 

 

【グラフィック】夢洲をめぐる各社の路線整備計画にも万博の影響が及んでいる 

 

日本国際博覧会協会は万博会場の夢洲(ゆめしま)(同市此花区)に近接する桜島駅からシャトルバスを運行し、1日最大約1万6千人の輸送を計画。だが運転士の確保が進んでいないとされ、安定運行が危ぶまれている。 

 

運輸業界関係者からは「桜島駅で来場者が滞留する危険性があり、鉄道の運行本数を減らす必要があるのではないか」などの声が上がっていた。 

 

長谷川氏はこの問題をめぐり、「桜島線の利用者の中にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行く人もいる。(運行本数を)減らすというわけにはいかない」と指摘。 

 

「協会側と連携して、(桜島駅経由の来場が困難であることを主要駅などで)アナウンスすることなどが必要ではないか」と語った。 

 

桜島線は現在、1時間あたり最大8本運行している。(黒川信雄) 

 

 

 
 

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