2024年1月2日午前8時29分、石川県珠洲市で能登半島を震源とする地震が発生し、市内の約6000世帯のうち9割が全壊またはほぼ全壊となる壊滅的な被害が発生した。市長は災害対策本部会議にオンラインで出席し、建物がほとんど残っておらず、道路が寸断されているため、支援物資の配達が困難だと述べた。(要約)
津波被害を受けたとみられる住宅地=石川県珠洲市で2024年1月2日午前8時29分、本社機「希望」から
石川県能登半島を震源とする地震で、石川県珠洲市の泉谷満寿裕(いずみや・ますひろ)市長は2日、県の災害対策本部会議にオンラインで出席し、「市内の6000世帯のうち9割が全壊またはほぼ全壊だ」と語った。
【写真】津波警報の直後、海を背に逃げる車
泉谷市長は「壊滅的な被害。建っている家がほとんどない。道路が寸断されており、支援物資を届けるのが困難だ」と述べた。【国本ようこ】