( 125178 )  2024/01/04 22:52:25  
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石川県珠洲市の宝立町鵜飼地区では、家屋や電柱が倒壊し、津波の被害も確認された。

珠洲市の市長は壊滅的な状況と述べ、約1000棟の住宅の全壊が予想されると語った。

現在も50件の未対応事案が残る中、人命救助が続けられているが、道路の寸断や孤立した集落があり、安否確認ができない状況となっている。

陸上自衛隊の協力を得ながら、被災者の救出が進められている。

(要約)

( 125180 )  2024/01/04 22:52:25  
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珠洲市宝立町鵜飼地区では電柱や家屋が倒壊していた。津波も押し寄せたとみられ、辺りは泥も目立っていた=2024年1月2日午前11時9分、石川県珠洲市、白井伸洋撮影 

 

 石川県珠洲市の泉谷満寿裕市長は、2日午前の県災害対策本部員会議にオンラインで参加し、「壊滅的な状況。住宅の全壊は1千棟ほどでているのではという感触がある」と述べた。県の資料によると、珠洲市の世帯数は5857世帯(昨年11月時点)。 

 

【写真】津波による被害で浸水したとみられる地域。火災も発生していた=2024年1月2日午前9時10分、石川県珠洲市、朝日新聞社機から、嶋田達也撮影 

 

 人命救助を1日夕から続けているが、依然として未対応の事案が50件ほどあるという。市内全域で道路が寸断され、孤立している集落があることから「安否確認すらできない状態。非常に厳しい状態」と話した。現在、陸上自衛隊の協力を得ながら、全壊した家屋に挟まれたり、閉じ込められたりしている人のできるだけ早い救出をめざしているという。 

 

朝日新聞社 

 

 

 
 

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