( 125392 )  2024/01/05 12:33:24  
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富山市は、市立中学校の1年生男子生徒が石川県輪島市での地震で家屋の下敷きになり死亡したことを明らかにした。

男子生徒は13歳で、家族と共に輪島市を訪れていた。

父親は家屋の倒壊から子供を救出するが、男子生徒の助けが間に合わず息を引き取った。

家族や隣に住む祖父母も深い悲しみに暮れている。

(要約)

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富山市役所 

 

 富山市は4日、市立中学校に通う1年生の男子生徒が、家族と帰省中だった石川県輪島市で地震に遭い、死亡したと明らかにした。 

 

【写真】輪島市中心部で白煙、金沢市でも住宅倒壊…能登半島地震空撮 

 

 取材に応じた父親によると、男子生徒は13歳。両親と兄の一家4人で1日午前に富山市の自宅を出発し、輪島市の母親の実家を訪問。昼食後に1階の和室でくつろいでいたとき、大きな揺れに襲われ、倒壊した家屋の下敷きになった。 

 

 父親が何とか屋外に抜け出すと、押しつぶされた1階から子供の声が聞こえてきた。兄を救助した後、男子生徒も見つけ、必死に助け出したが、間に合わなかった。「救助の途中で息をしていないのは分かった。それでも、何としても外に出してあげたかった」と声を絞り出した。 

 

 一家の隣に住む父方の祖父母も悲しみに暮れている。1日朝、お年玉をあげたときの笑顔、元気よく出かけていった姿が脳裏に焼き付いているという。 

 

 

 
 

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