( 125535 )  2024/01/05 16:39:30  
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気象庁によると、能登半島地震の影響で、石川県珠洲市の潮位計が海面より高くなり、潮位を観測できなくなったことが判明した。

津波の観測ができなくなっている観測点は「珠洲市長橋」で、地震後に海面高さデータが届かなくなった。

気象庁は、この状況が津波警報に影響はないと述べたが、新しい設置場所を検討し再開を目指している。

(要約)

( 125537 )  2024/01/05 16:39:30  
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提供:気象庁 加工元:国土地理院 

 

能登半島地震が発生した直後にデータが届かなくなった石川県珠洲市の潮位計について、地震による隆起で海面より高くなってしまったために、潮位を観測できなくなったことがわかりました。 

 

津波の観測ができなくなっているのは「珠洲市長橋」という観測点です。気象庁によりますと、能登半島地震で最大震度7の揺れが観測された1日午後4時10分ごろから、海面の高さを測る潮位計のデータが届かなくなりました。地震の後に撮られた空中写真を分析したところ、海だったはずの観測点周辺に地面が広がっていました。地盤の隆起により潮位計が海面より高くなってしまい、潮位を観測できなくなってしまったとみられています。 

 

気象庁は、この観測点のデータが届かなくても津波警報などの発表に影響はないとしていますが、新しい設置場所を選ぶなど、再開を急いでいます。また、輪島市にあって他の機関が管理する2カ所の潮位計でも、データが届かない状態が続いているということです。 

 

テレビ朝日報道局 

 

 

 
 

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